カテゴリー:電気・電子系
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絶縁体で発生する熱ホール効果を発見、そのメカニズムを解明 東大など
東京大学は2018年8月27日、北海道大学およびSungkyunkwan大学と共同で、絶縁体では観測されないはずの熱ホール効果を、絶縁体であるカゴメ反強磁性体で観測し、その発生メカニズムを解明したと発表した。 熱流…詳細を見る -
ケンブリッジ大、ハイレート型リチウムイオンバッテリー用の新電極材料を開発
英国ケンブリッジ大学の研究チームが、従来よりも急速充放電が可能なハイレート型リチウムイオンバッテリーを実現する新材料を発表した。ニオブ・タングステン酸化物を電極に使用し、リチウムイオンが一般的な材料よりも速い速度で移動す…詳細を見る -
配線が見えない透明フレキシブル基板の新製品――シライ電子工業、「SPET-MM」発売
プリント配線板などの設計/製造/販売を手がけるシライ電子工業は2018年8月22日、透明フレキシブル基板「SPET」シリーズの新バージョンとなる「SPET-MM」の販売を開始したと発表した。 SPET-MMは、サブ…詳細を見る -
NTTの磁石式手動交換機、国立科学博物館の未来技術遺産に登録――現在も製造時とほぼ同様の実働状態
NTTは2018年8月21日、NTT技術史料館の所蔵する磁石式手動交換機が国立科学博物館の重要科学技術史資料(未来技術遺産)に登録されたと発表した。 「日本における最古の交換機形式を残した磁石式電話交換機」としての…詳細を見る -
東芝、650V耐圧の新世代スーパージャンクションパワーMOSFETを製品化――スイッチング電源を高効率化
東芝デバイス&ストレージは2018年8月20日、産業機器用電源向けに650V耐圧の新世代スーパージャンクションパワーMOSFET「DTMOS Ⅵ(ディーティーモス・シックス) シリーズ」を製品化し、シリーズ第1弾となる新…詳細を見る -
UCLA、SiCの3倍以上の熱伝導率を持つ半導体材料を開発
カリフォルニア大学ロサンゼルス校のYongjie Hu助教授らの研究チームは、従来の3倍以上の熱伝導率を持つ新しい半導体材料を開発した。電子デバイスや光デバイスの性能やエネルギー効率の改善につながる可能性がある。研究結果…詳細を見る -
7nmプロセス採用マイニングASICチップ「KAMIKAZE」サンプルチップ完成 TRIPLE-1
マイニングシステム開発などのTRIPLE-1は2018年8月20日、7nmプロセス技術を採用したビットコイン用マイニングASICチップ「KAMIKAZE」のシリコンウェハーおよびサンプルチップが完成したと発表した。 …詳細を見る -
多価イオンを用いる次世代蓄電池系の開発促進に期待――東北大ら、協奏的動きによる多価イオン拡散の促進現象を発見
東北大学と東京工業大学は2018年8月17日、蓄電池の正極中での多価イオン拡散が、一価イオンのLi+と多価イオンであるMg2+の協奏的相互作用により、促進されることを発見したと発表した。 現在の主要な蓄電池であるリ…詳細を見る -
排熱を使って発電できる――赤外線を捉えて直流に変換する発電デバイスを開発
アメリカのサンディア国立研究所は、シリコンベースの約8.5×8.5mmの薄型デバイスによって熱源から発生する赤外線を捉え、直流に変換するデバイスを開発したと発表した。研究成果は『Physical Review Appli…詳細を見る -
リチウムイオン電池の密度を3倍に、フッ化鉄をベースにしたカソード用新素材を開発
米ブルックヘブン国立研究所は2018年6月14日、リチウムイオン電池の電極(カソード)に用いる新素材を開発したと発表した。1000サイクルを超える可逆性と1g当たり420mAhの容量を確認しており、エネルギー密度が3倍に…詳細を見る