カテゴリー:電気・電子系
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富士通、窒化ガリウムトランジスタの高出力化に成功――気象レーダーの観測範囲を約2.3倍拡大可能
富士通は2018年8月10日、従来比3倍となる窒化ガリウムトランジスタの高出力化に成功したと発表した。同技術を気象レーダーなどに適用することで、観測範囲を約2.3倍に拡大できるという。 窒化ガリウム(GaN)高電子…詳細を見る -
電子部品を新聞のように印刷――ナノスケールのメタルプリントが可能な新技術を開発
モバイルデバイスのフレキシブル基板や太陽電池の製造方法として普及が進むロールツーロール生産。ロール状に巻いたプラスチックなどの基材を繰り出し、間欠的・連続的に搬送しながらパターン形成などを行い、再びロールに巻き取る製造方…詳細を見る -
京大ら、新規半導体「コランダム構造酸化ガリウム」を用いて、ノーマリーオフ型MOSFETの動作実証に世界で初めて成功
京都大学は2018年8月9日、同大学の研究グループが京大発のベンチャー企業であるFLOSFIAと共同で、新規材料によるパワーデバイスとして、コランダム構造(α構造)の酸化ガリウム(Ga2O3)を用いた絶縁効果型トランジス…詳細を見る -
鉄鋼材料や半導体デバイスの性能向上に期待――東北大や島津製作所など、ホウ素の分析強度を3倍以上高めることに成功
東北大学、量子科学技術研究開発機構、島津製作所、日本電子は2018年8月8日、電子顕微鏡用軟X線発光分光器(Soft X-ray Emission Spectrometer:SXES)を改良し、ホウ素の分析強度を3倍以上…詳細を見る -
金属が半導体の特性を持つ――京都大学など、超薄膜の白金がトランジスタ特性を発揮することを発見
京都大学は2018年8月8日、同大学などによる研究グループが、金属である白金を極めて薄い膜(超薄膜)にすると、シリコンなどの半導体で実現されるトランジスタ特性(材料の抵抗を外部電圧で制御する特性)が現れることを発見したと…詳細を見る -
フレキシブル不揮発性メモリー開発に期待――東北大、グラフェンナノリボンを使った新型メモリーを開発
東北大学は2018年8月8日、原子オーダーの厚みを持つシート材料であるグラフェンナノリボン(GNR)を用いた新型メモリーの開発に成功したと発表した。水中でも情報が消えない耐環境性に優れた不揮発性メモリー動作を実証している…詳細を見る -
最大20GbpsのUSB3.2にも対応可能、ザインが汎用リドライバ「THCX422R10」を開発
ザインエレクトロニクスは2018年8月7日、最大20GbpsとなるUSB3.2のデータ伝送速度にも対応可能な超低消費電力の汎用リドライバ「THCX422R10」を開発したと発表した。9月からサンプル出荷を開始する。 …詳細を見る -
水の電気分解により水素を大量製造できるハイブリッド触媒を開発
ヒューストン大学とカリフォルニア工科大学の共同研究チームが、水の電気分解を加速する安価なハイブリッド触媒を考案した。これまで必要だった2種類の触媒に対して、1種類の触媒で水素生成と酸素生成の両方を加速し、従来の白金族触媒…詳細を見る -
上智大学ら、銅酸化物高温超伝導体で2次元の強磁性ゆらぎを観測――高温超伝導体の磁性状態の全貌が明らかに
上智大学は2018年8月3日、東北大学、理化学研究所、高エネルギー加速器研究機構、J-PARCセンターと共同で、銅酸化物高温超伝導体で2次元の強磁性ゆらぎを世界で初めて観測したと発表した。 超伝導は、リニア新幹線や…詳細を見る -
新日鉄住金ら、船舶や風力発電用の超電導バルクモーターを新開発
東京海洋大学とABB Corporate Researchと新日鉄住金は2018年8月3日、超電導バルク材複数から構成される大型磁石を採用した超電導バルクモーターを開発し、回転試験に成功したと発表した。 モーターの…詳細を見る