カテゴリー:エンジニア分野別
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熱伝導度の低減による熱電特性向上のメカニズムを原子スケールで解明 九州大
九州大学は2024年10月18日、走査型透過電子顕微鏡を使い、熱電材料であるテルル化スズ(SnTe)に添加された銅原子の位置を、原子スケールで特定することに成功したと発表した。これによって、多様な銅原子由来の欠陥がSnT…詳細を見る -
VRを用いた運動が気分や実行機能を高めることを確認 新潟医療福祉大・筑波大
新潟医療福祉大学と筑波大学は2024年10月18日、仮想現実環境(VR)と自転車運動の組み合わせが、自転車運動のみの場合よりも実行機能と気分を高め、運動時の気分の高まりが実行機能向上効果と関係することを明らかにしたと発表…詳細を見る -
電気を使わない高効率な放射冷却装置を開発――温度に応じて冷却能力を動的に変化
北京理工大学の研究チームが、周囲の温度に応じて冷却能力が動的に変化する放射冷却装置を開発した。熱を直接空間に放出する放射冷却材料が用いられており、電気など追加のエネルギーを必要としない。 世界的な気候変動とエネルギ…詳細を見る -
固体電池「Goliath P1」が釘刺し試験の安全性でリチウムバッテリーを圧倒 英Ilika
固体電池技術の開発に特化した英国のスタートアップ企業Ilikaは2024年9月5日、固体電池プロトタイプ「Goliath P1」が独立専門評価機関による安全性試験で、リチウムイオンバッテリーと比較して優れた安全性を有する…詳細を見る -
微生物が二酸化炭素などからタンパク質と葉酸を生成――約6gで1日分の葉酸摂取量に
独テュービンゲン大学などの研究チームが、微生物を利用して二酸化炭素、酸素、水素からタンパク質とビタミンB9(葉酸)を同時に生成する技術を開発した。生成物は、栄養価の高い代替タンパク質源として利用でき、増加する世界人口を養…詳細を見る -
小型航空エンジンの水素100%燃料による運転試験に成功 川崎重工
川崎重工は2024年10月17日、小型航空エンジンの水素100%燃料による運転試験に成功したことを発表した。水素のみを燃料とした着火から回転上昇、定常運転、回転降下、停止までの一連の運転動作で、安定したエンジン運転ができ…詳細を見る -
エンジンとモーターを動力源とする次世代ハイブリッドシステムを発表 SUBARU
SUBARUは2024年10月17日、エンジンとモーターを動力源とするハイブリッドシステム「ストロングハイブリッド」を発表した。日本市場に向けて2024年12月に、ストロングハイブリッドを初採用した「クロストレック」の発…詳細を見る -
排ガス削減と燃費向上を目指す、小型ディーゼルエンジン用燃料噴射システム「CR350」
エンジンの燃料システムを製造する米PHINIAは2024年9月12日、オフハイウェイ(不整地)用の小型ディーゼルエンジンに向けた、電子制御低圧コモンレール噴射システム「CR350」を、エンジンを製造する米Kohler E…詳細を見る -
8輪駆動の自律走行型武装車両「ATLAS」を発表 豪BAE Systems Australia
防衛装備を開発する豪BAE Systems Australiaは、2024年9月11日、無人地上車両「ATLAS(Autonomous Tactical Light Armour System)」を発表した。ATLASは…詳細を見る -
船舶向けとして最高エネルギー密度で急速充電が可能なバッテリーシステムを発表 ドイツの新興企業
ドイツの新興企業TESVOLT OCEANは、海運業向けとしては最軽量で最高のエネルギー密度を持ち、急速充電が可能な「Kaptein」バッテリーシステムを開発。2024年9月3日〜6日にドイツのハンブルクで開催された国際…詳細を見る