カテゴリー:エンジニア分野別
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「構造色」を利用した高効率カラーディスプレイの研究
スウェーデンのリンショーピング大学の研究チームが、材料内部の微細構造からの反射光による干渉効果に基づく「構造色」を活用し、安価でエネルギー効率の高い高解像度反射型カラーディスプレイを実現する手法を開発した。気相重合により…詳細を見る -
耐久性に優れた車載用コモンモードフィルタを開発——ADAS用カメラ向けに−55〜125℃で使用可能 TDK
TDKは2021年9月7日、車載用コモンモードフィルタ「KCZ1210AH」シリーズを開発したと発表した。同年9月に国内生産拠点で量産を開始する予定となっている。 同シリーズは、車載向け差動伝送信号ライン向けのノイ…詳細を見る -
独自の樹脂封止構造を採用した面実装型ハイブリッドコンデンサを発表——耐久性が従来品の倍に向上 日本ケミコン
日本ケミコンは2021年9月6日、同社独自の樹脂封止構造「Ultimate Structure」を採用した面実装型ハイブリッドコンデンサ「HXU」シリーズを発表した。 Ultimate Structureは、ゴムと…詳細を見る -
電荷を放って雨を降らせる――ドローンを使った人工降雨プロジェクトがUAEで進行中
国内で必要な水の3分の2を地下水に頼るアラブ首長国連邦(UAE)では、1990年代から各国の大学や機関と協力して「人工降雨プロジェクト」に取り組んでいる。英レディング大学の研究チームもその1つに参加し、降雨を促進できるド…詳細を見る -
殺虫剤不使用で、蚊に刺されない服の素材を計算モデルから開発
殺虫剤を使わずに蚊に刺されにくい服が開発された。この服に使われた繊維素材は、ネッタイシマカが刺す行動を記述した独自設計の計算モデルを用いて開発された。ネッタイシマカは、ジカ熱やデング熱、黄熱病などの原因となるウイルスを媒…詳細を見る -
車載LiDAR向けSPAD ToF方式距離センサーを商品化——SPAD画素と測距処理回路を積層して1チップ化 ソニー
ソニーセミコンダクタソリューションズは2021年9月6日、LiDAR向け積層型直接 Time of Flight(dToF)方式のSPAD距離センサー「IMX459」を商品化したと発表した。車載LiDAR向けのSPAD画…詳細を見る -
ガラスの流動化を生み出すミクロな構造の解明に成功——普遍的レオロジー法則の構造起源を特定 東京大学ら
東京大学は2021年9月3日、日本学術振興会と共同で、ガラスの流動化を生み出すミクロな構造の解明に成功したと発表した。 セメントやマヨネーズ、歯磨き粉などは、静置状態では流動せずに固体的に振る舞うが、一定以上の力を…詳細を見る -
20ナノ秒の超高速スイッチングが可能なペロブスカイト型メモリデバイスを開発 韓国浦項工科大
韓国の浦項工科大学(Pohang University of Science and Technology、POSTECH)、Jang-Sik Lee教授率いる研究チームが、超高速スイッチング速度のハロゲン化物ペロブスカ…詳細を見る -
次世代型リチウムイオン電池とブロックチェーン技術による電池生涯寿命の管理[脱炭素社会の主役、リチウムイオン電池開発の最新事情]
脱炭素社会におけるエネルギー基盤を支える次世代型バッテリー 世界各国で「カーボンニュートラル」の実現に向けた動きが活発化し、自動車業界でも自動車の電動化=EVへのシフトが急加速すると見られています。 今回の連…詳細を見る -
リチウムイオンの10%のコストで電力を保存する「鉄空気電池システム」
地球温暖化を抑制し、持続可能な社会の実現に向けて、電力源を石油や石炭などの化石燃料から、太陽光や風力などの再生可能エネルギーに転換することが求められている。しかし、自然エネルギーによる発電は天候の影響を受け、出力変動が大…詳細を見る