カテゴリー:エンジニア分野別
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世界で最も細い金属ナノワイヤーを開発――絶対零度で安定であり銅と炭素原子で構成
スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)の研究チームが、コンピューター計算手法を用いて、世界で最も細い金属ナノワイヤーCuC2を見いだした。微細構造化が進む電子デバイスにおいて、微細な端子間伝送路や積層間ビアなどに応用…詳細を見る -
電力を使用せずに10kW以上の熱を輸送できるループヒートパイプ技術を開発 名古屋大学
名古屋大学は2024年7月9日、同大学大学院工学研究科の研究グループが、電力を使用せずに10kW以上の熱を輸送できるループヒートパイプ技術を開発したと発表した。 近年、これまで活用されていなかった工場排熱や太陽熱な…詳細を見る -
大気中の二酸化炭素を直接回収する、DAC向けの多孔質部材「SUPCA」を開発 ノリタケカンパニーリミテド
ノリタケカンパニーリミテドは2024年7月8日、大気中の二酸化炭素(CO2)を直接回収する、直接空気回収技術(DAC:Direct Air Capture)向けの多孔質部材「SUPCA(サプカ)」を開発したと発表した。 …詳細を見る -
軍事施設向けの先進的な小型原子力発電所を試作へ DIUとアメリカ陸軍
DIU(国防イノベーションユニット)とアメリカ陸軍は2024年6月5日、軍事施設のエネルギーレジリエンスを高めるために、先進的な小型原子力発電所の試作を目指すと発表した。 今回の試作では、民間から小型モジュール炉の…詳細を見る -
海水からリチウムを抽出する新手法を開発――バッテリーの開発を加速
米シカゴ大学分子工学科の研究チームが、海水や地下水などリチウムが希薄な鉱物資源からリチウム(Li)を効率的に抽出する、カンラン石構造リン酸鉄の理想的な粒子形態条件を発見した。大き過ぎず小さ過ぎない中間的粒子サイズを持つリ…詳細を見る -
編み目のデザインでニット生地の伸縮性や硬さが変化――数学的裏付けによってソフトロボットなどへの応用も期待
米ジョージア工科大学を中心とした研究チームは2024年6月3日、物理実験とシミュレーションを組み合わせた研究により、編み物の技術的なノウハウに対しての数学的な裏付けが明らかになったと発表した。糸の操作や編み目のデザインに…詳細を見る -
オンライン教材「実験キットで学ぶ 電源・アナログ回路入門」の提供を開始 ZEPエンジニアリング
ZEPエンジニアリングが、回路図の見方からOPアンプの基礎、DC-DCコンバータの実用設計までを解説するオンライン教材「実験キットで学ぶ 電源・アナログ回路入門」の提供を開始した。 同教材では、ディスクリートな構造…詳細を見る -
古河ロックドリルのロックボルト打設ロボットが、「日本建設機械施工大賞選考」委員会賞を共同受賞 古河機械金属
古河機械金属は2024年7月8日、同社グループ会社古河ロックドリルが開発した2ブームロックボルト打設ロボット「ボルティンガー」が、「令和6年度 日本建設機械施工大賞」選考委員会賞を共同受賞したと発表した。 同ロボッ…詳細を見る -
卵の殻を使ってレアアース元素を回収するサステナブルな手法を開発
ダブリン大学トリニティ・カレッジとアイルランド科学財団の共同研究チームは、卵の殻を水溶液中のレアアース回収に利用できることを発見した。環境に優しい新たなレアアース抽出法で、研究成果は『ACS Omega』誌に2024年6…詳細を見る -
プロパン冷媒ヒートポンプを産業用洗浄装置に適用し、大幅な省エネと二酸化炭素削減を目指す
独フラウンホーファー太陽エネルギーシステム研究所(Fraunhofer ISE)は、2024年6月4日、産業用洗浄装置にプロパン冷媒のヒートポンプを適用し、電力と二酸化炭素(CO2)の使用量を大幅に削減したと発表した。こ…詳細を見る