カテゴリー:エンジニア分野別
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エンジニアリングの成績を上げる新教育法、力よりも先にエネルギーを教えるのが有効か
カンザス大学の研究チームは、大学物理の入門コースでは力よりも先にエネルギーを教えるべきであり、そうすれば、学生たちのエンジニアリングの成績が大きく向上する可能性があると発表した。研究結果は、2019年9月13日付けの『P…詳細を見る -
超伝導を電圧でオンオフできる、「魔法の角度」をもった積層2Dグラフェンを作製
テキサス大学(UT)オースティン校を中心とする国際研究チームが、2層から成るグラフェンシートの各々の方向を、1.1度で正確に回転させると、近接する幾つかの電子エネルギー準位で、超伝導状態と絶縁状態が交互に生じることを明ら…詳細を見る -
室温で世界最高の導電率を示すナトリウムイオン伝導性硫化物固体電解質を開発 大阪府立大
大阪府立大学は2019年11月21日、室温で非常に高いナトリウムイオン伝導性を示す硫化物固体電解質の作製に成功したと発表した。このことは、より安全で高エネルギー密度を持つ次世代型全固体電池の開発に貢献するとしている。 …詳細を見る -
全固体リチウム電池を応用した情報メモリー素子を開発――超低消費エネルギー化と多値記録化に初めて成功 東工大ら
東京工業大学は2019年11月21日、東京大学と共同で、全固体リチウム電池と類似した薄膜積層構造を持ち、超低消費エネルギーと多値記録を特徴とするメモリー素子の開発に成功したと発表した。 コンピューターの利用拡大とと…詳細を見る -
MIT、植物の成長をヒントに柔軟で頑丈なロボットを開発
米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、植物が成長して茎を伸ばしていく様子をヒントに、柔軟性と剛性を兼ね備えた“成長するロボット”を開発した。チェーンのような体を使って狭いところをくねくねと進んだり、物を運ん…詳細を見る -
14歳の女子中学生、自動車の死角を減らす装置を発明する――科学コンテストで最優秀賞を受賞
ペンシルベニアの女子中学生Alaina Gasslerさんが、中学生向け科学コンテスト「Broadcom MASTERS」で最優秀賞のSamueli財団賞(賞金25000ドル)を受賞した。受賞したプロジェクトは、「死角を…詳細を見る -
水とガラス基板上の電極薄膜だけで構成される光変調器を開発――光変調器の低コスト化が実現 東京理科大
東京理科大学は2019年11月20日、水の界面上で発生するポッケルス効果から巨大な光変調信号を取り出す方法を発見したと発表した。 ポッケルス効果は、物質に電圧が加わった時、物質内部の分極率が変化し、屈折率が変化する…詳細を見る -
中空ファイバー導波路内の超放射現象を理論解析と組み合わせることで解明――光格子時計の小型化に期待 東大と理研
東京大学と理化学研究所(理研)は2019年11月20日、中空ファイバー導波路内の原子集団による超放射を観測し、その挙動を明らかにしたと発表した。 超放射は、原子の集団が自発的に位相を揃えて光を放射する現象だ。超放射…詳細を見る -
MIT、電力を使わず冷却するシステムを開発
米マサチューセッツ工科大学(MIT)は、2019年10月30日、電力を使用しない冷却システムを開発したと発表した。研究成果は『Science Advances』誌に2019年10月30日付で掲載されている。 この冷…詳細を見る -
皮膚温で柔らかくなり、形を変えられる電子システムを開発
韓国の国立大学KAIST電気工学部の研究チームは、2019年11月4日、形状、柔軟性、伸縮性を機械的に変更できる電子プラットフォーム「Transformative Electronics Systems」を開発したと発表…詳細を見る