タグ:ソフトロボット
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電力不要で押すと光る――藻類を使った生物発光材料を開発
カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)を中心とする研究チームは、機械的ストレスに反応して発光する、柔軟で耐久性のある材料を開発した。単細胞藻類である渦鞭毛藻(うずべんもうそう)を生きたまま利用した材料だ。この材料の…詳細を見る -
科学者ら、複合材料を使って柔軟かつスケーラブルなロボットハンドを開発
柔らかい素材をベースにしたロボットは、人間や動物の外見や動き、能力の再現に優れている。多種多様なソフトロボットが存在するが、高価な部品や複雑な製造工程が理由で、その多くは大規模生産に至らないのが現状だ。 ポルトガル…詳細を見る -
MIT、磁石で3次元の動作を制御できるソフトロボットを開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)は、弱い磁石で制御できる小型のソフトロボットを開発した。ゴム状の磁性スパイラルで形成されたこのロボットは、歩く、這う、泳ぐなどの動作をプログラムすることができる。 研究チームによる…詳細を見る -
フレキシブルな多機能デバイスも可能に――紙の表面に液体金属を直接印刷する技術
北京の清華大学の研究チームが、紙やプラスチックなどの表面に、液体金属を直接コーティングする新しい手法を考案した。濡れ性のない表面に液体金属を印刷することによって、さまざまな形状に機械的、電気的、熱的性質を備えた「スマート…詳細を見る -
自己修復能と金属のような導電性を併せ持つソフトマテリアルを開発
カーネギーメロン大学(CMU)の研究チームが、自己修復能と金属のような導電性を併せ持つソフトマテリアルを開発した。自己修復導電材料をソフトロボットやソフト回路、再構成可能な生体電極等へ適用すれば、ロボット工学やエレクトロ…詳細を見る -
人工的な多細胞体の自己組織化で、分子ロボットを作る新手法を開発 東北大学
東北大学は2023年3月28日、同大学大学院工学研究科の研究グループが、人工的な多細胞体から分子ロボットを作るための新たな手法を開発したと発表した。脂質をコーティングしたスポンジから直径200μmほどのミクロな液滴をしぼ…詳細を見る -
温度制御により自らの厚みの200倍もジャンプできる新素材を開発
カリフォルニア大学とカリフォルニア工科大学の研究チームが、ホットプレートで熱を加えるとバッタのように空中高く飛び上がる新素材を開発した。同素材は、温度制御で筋肉のように大きな動きとパワーを生み出せるため、生き物のようなソ…詳細を見る -
マンタがヒント――バタフライ泳法で素早く進むソフトロボットを開発
ノースカロライナ州立大学の研究者らは、マンタの生体力学にヒントを得て、エネルギー効率の高いソフトロボットを開発した。このロボットは、これまでのスイミングソフトロボットよりも4倍以上速く泳ぐことができ、泳ぎ方がバタフライ泳…詳細を見る -
生卵の黄身もつぶさず持てる――切り紙ベースの新しいソフトグリッパーを開発
ノースカロライナ州立大学の研究チームは、切り紙から着想を得て、生卵の黄身もつぶさずつかむソフトグリッパーを開発した。細かいスリットが入った2次元のシートの両端を引くと、3次元の曲面を持ったロボットハンドに変形できる。ソフ…詳細を見る -
ソフトロボットの流体を駆動し、検知する電気化学デュアルトランスデューサを開発 芝浦工業大学
芝浦工業大学工学部機械機能工学科の前田真吾教授らの研究チームが2022年3月3日、電気化学反応を動力源とする電気化学デュアルトランスデューサ(ECDT)を開発し、複雑な部品を使用せずにソフトロボットの流体を駆動し、検知し…詳細を見る