タグ:リチウムイオン電池
-
固体リチウムイオン電池における高イオン伝導率を記録する、ユニークな分子結晶を合成
米コーネル大学は2024年10月3日、同大学の研究チームが合成した超分子多孔性結晶が、記録的な高イオン伝導率を達成したと発表した。同材料は、安全な固体リチウムイオン電池の開発につながる可能性があるという。 リチウム…詳細を見る -
衣服に印刷して電力を供給できる超薄型軽量キャパシタを開発
ノッティンガム・トレント大学は2024年9月16日、同大学と西イングランド大学、エクセター大学の共同研究チームが、生地にインクジェット印刷して電力を供給できるスーパーキャパシタを開発したと発表した。衣服の生地と電子回路や…詳細を見る -
LFP電池と同等の体積エネルギー密度を持ち、超急速充電と長寿命性能を両立したNTO負極電池を開発 東芝
東芝は2024年11月6日、負極にニオブチタン酸化物(NTO)を用いて、リン酸鉄リチウムイオン電池(LFP電池)と同等の体積エネルギー密度を持ちながら、超急速充電できる長寿命性能を備えたリチウムイオン電池を発表した。ナノ…詳細を見る -
アクア電池の負極材料を開発――長寿命化、高効率化に寄与 早稲田大学
早稲田大学は2024年10月29日、同大学の研究グループがアクア電池の負極材料を開発したと発表した。同電池の長寿命化、高効率化が可能となる。 アクア電池は、水素イオン(プロトン)および水を用いた水系プロトン二次電池…詳細を見る -
カリウム金属電池で課題となるデンドライト形成を防止する手法を考案
KeAi Communicationsは2024年9月19日、中国の東北大学の研究チームが、リチウムイオン電池に代わり得るコスト効率の高い電池として注目を集めているカリウム電池について、安全性と信頼性の面で最も大きな課題…詳細を見る -
折り曲げても半分に切断しても動き続けるリチウム硫黄電池――より安全で安定したサイクル寿命の新しい電池設計
中国の電子科技大学を中心とする研究チームは、既存の充電式電池の安定性と安全性を向上させるため、改良型硫化鉄カソードを採用したリチウム硫黄(Li-S)電池を設計した。あるプロトタイプは充放電サイクル300回以上でも高い安定…詳細を見る -
リチウムバッテリーを革新する――MIT、安価なマンガンを用いた不規則岩塩型陰極の研究
米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、コバルト(Co)やニッケル(Ni)を含まず安価なマンガン(Mn)を用いた不規則岩塩型陰極材料に、オリビン型ポリアニオン陰極材料を組み合わせた不規則岩塩ポリアニオンスピネ…詳細を見る -
バッテリーの新しいリサイクル方法を開発――金属回収率98%を達成 米ライス大
米ライス大学の研究チームは、バッテリー廃棄物から精製された活物質を抽出する新しい方法を開発した。「フラッシュ・リサイクリング(flash recycling)」と名付けられたこの方法は、貴重なバッテリー材料の効果的な分離…詳細を見る -
柔軟性のある電子部品を実用化する、伸縮できるリチウムイオン電池を開発
米ACS Energy Letters誌は2024年7月17日、5000%伸縮できる電解質層を含む、完全に伸縮可能なリチウムイオン電池に関する研究成果の掲載を発表した。論文の筆頭著者は中国の南京郵電大学の研究者だ。この技…詳細を見る -
ポリマーを使って完全にリサイクル可能な全固体電池を実現
電解液ではなく固体電解質を用いる全固体電池は、エネルギー密度や安全性が高いため、従来の電解液を用いるリチウムイオン電池に代わる新しい電池として期待されている。しかし、固体のリチウム電池はリサイクルがより困難であり、環境に…詳細を見る