タグ:リチウムイオン電池
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レアメタルフリーのリチウムイオン電池正極材料を開発――既存の鉄系正極材料と比べて容量が倍増 東北大と名工大
東北大学は2023年1月17日、同大学多元物質科学研究所および名古屋工業大学からなる共同研究チームが、レアメタルフリーのリチウムイオン電池正極材料を開発したと発表した。既存の鉄系正極材料と比較して容量が倍増している。 …詳細を見る -
MIT、EVが電力網へ電力供給する「V2G」の効果を検証
EVが普及するにつれ、増加する車載バッテリーが電力網における費用対効果の高い大規模なエネルギー源として機能するようになるとする論文が発表された。この研究はマサチューセッツ工科大学によるもので、2022年10月18日付で『…詳細を見る -
「天然深共晶溶媒」による環境負荷の少ないレアメタルリサイクル技術を開発 GSアライアンス
GSアライアンスは2022年12月26日、有毒な酸や有機溶媒を使わず「天然深共晶溶媒」を用いてレアメタルをリサイクルする技術を開発したと発表した。 EVや携帯電話などの普及に伴い、リチウムイオン二次電池を構成するレ…詳細を見る -
リチウムイオン電池の4倍の蓄電容量を持つ、室温作動型ナトリウム硫黄電池の開発
シドニー大学の研究チームが、リチウムイオン電池よりもはるかに高い蓄電容量を持つナトリウム硫黄(NAS)電池を開発した。同電池は、原料となるナトリウムや硫黄が豊富で安価であり、製造コストの大幅な削減が期待できる。また、リチ…詳細を見る -
古紙をリチウムイオン電池の電極へとアップサイクル――紙の繊維で高耐久を実現
シンガポールの南洋理工大学の研究チームは、包装紙や紙袋、ダンボールなどの古紙をリチウムイオン電池の負極材料に変換する技術を開発した。紙から純粋な炭素を生成する炭化プロセスにより、紙の繊維を電極にするというもので、携帯電話…詳細を見る -
リチウムイオン電池の熱暴走を防止する技術を開発
小型で大量のエネルギーを蓄えることができるリチウムイオン電池は、スマートウォッチから電気自動車まで、多岐にわたる電子機器の電源として利用されている。しかし、リチウムイオン電池の多くは可燃性の有機電解液を使っているため、何…詳細を見る -
蓄電池とは? 仕組みやメリット、太陽光発電との連携について解説
蓄電池とは? 「蓄電池」とは、その名が示す通り電気を蓄えられる電池のことです。リモコンやラジオなどの小型電気製品でよく使う一般的な乾電池は、放電が終わったら使えなくなるタイプの電池で「一次電池」と呼ばれます。それに…詳細を見る -
リチウム金属負極の新たな劣化抑制技術を開発――複数の新規有望電解液を提示 東大ら
東京大学は2022年10月28日、名古屋工業大学と協力し、リチウムイオン電池のエネルギー密度向上に寄与する可能性のある、リチウム金属負極の劣化抑制技術を開発したと発表した。 現在リチウムイオン電池の負極には炭素材料…詳細を見る -
カニの殻が原料――生分解性のあるサステナブルな電池材料を開発
メリーランド大学の研究チームは、カニの殻を原料とする電解質を開発し、亜鉛電池を作製した。この電解質はカニの殻に含まれるキトサンで作られていて生分解性があるため、電池の3分の2が有害物質を残すことなく微生物により分解される…詳細を見る -
物質・生命科学実験施設でリチウムイオン電池内のイオン運動を初測定 KEKなど研究G
高エネルギー加速器研究機構(KEK)は2022年10月19日、茨城県東海村の大強度陽子加速器施設(J-PARC)物質・生命科学実験施設(MLF)に設置された汎用µSR実験装置(ARTEMIS)を用いて、充放電中のリチウム…詳細を見る