タグ:学術
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米Intel、ガラス基板により1パッケージ1兆個のトランジスタを実装へ
米Intelは2023年9月18日、2020年代末に向けたガラス基板の商業化の進捗状況を発表した。同社によれば、ガラス基板は「次世代の半導体にとって実行可能で不可欠な次のステップ」であり、より多くのトランジスタをパッケー…詳細を見る -
防弾チョッキを超える強度――遺伝子組み換えカイコで「クモの糸」の生産に成功
中国の研究チームは、クモの糸を生産する遺伝子組み換えカイコを作製し、防弾チョッキに使用されるケブラーより6倍も丈夫な繊維を作ることに成功した。ナイロンなどの合成繊維に代わる、環境に優しい繊維を製造できる技術だ。完全長のク…詳細を見る -
MIT発スタートアップ、化石燃料の廃止を目指しサーマルバッテリーを開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)発のスタートアップ企業Antora Energyが、太陽光や風力による再生可能エネルギーを用いて、カーボンブロックを1500℃以上に加熱して蓄熱、必要なときに熱輻射光による熱光起電力(T…詳細を見る -
自己変形の機構で、狭い空間に入り込む小型ロボット「CLARI」
米コロラド大学ボルダー校の研究チームは、周囲の環境に合わせて受動的に変形しながら狭い隙間を通る、小型のロボットを開発した。この研究成果は昆虫からヒントを得たもので、2023年8月29日付の『Advanced Intell…詳細を見る -
廃プラスチックを実質コストゼロでアップサイクル――水素とグラフェンを得る一石二鳥の「フラッシュ・ジュール加熱法」
水素は、化石燃料に代わる有望な燃料として注目されている。しかし、一般的な水素製造法である水蒸気メタン改質(Steam-Methane Reforming:SMR)では二酸化炭素が発生する。また、再生可能エネルギーを利用し…詳細を見る -
量子コンピューターで化学反応速度を1000億分の1に減速――フェムト秒の現象をミリ秒で観測可能に
豪シドニー大学の科学者たちは、量子コンピューターを用いて、化学反応における重要な過程の進行速度を1000億分の1に減速させることで、直接観察することに初めて成功した。この研究は2023年8月28日付で『Nature Ch…詳細を見る -
MIT、テイルシッター型VTOL向けに複雑で高速なアクロバット飛行を可能にするアルゴリズムを開発
米マサチューセッツ工科大学(MIT)は、捜索救難などに適したテイルシッター型垂直離着陸機(以下、テイルシッター)向けに、複雑な高速アクロバット飛行を可能にする軌道計画制御用アルゴリズムを新しく開発した。この研究は、202…詳細を見る -
再生可能エネルギーを水素として貯蔵できる安価な触媒を開発
香港城市大学(CityU)と英インペリアル・カレッジ・ロンドンの共同研究チームが、電気エネルギーを水素として貯蔵できる、白金単原子ベースの触媒を開発した。同研究成果は2023年9月13日、「Nature」誌に掲載された。…詳細を見る -
寿命の尽きた太陽光パネルをアップサイクルしてリチウムイオンバッテリーを作る
シンガポールの南洋理工大学(NTU Singapore)の研究チームが、耐用寿命に達した太陽電池パネルから、高純度のシリコンを低コストで効率的に回収する手法を考案し、高容量の次世代型電池として期待されている、リチウムシリ…詳細を見る -
2次元ナノ材料「MXene」の量産化に必要な表面分析技術の開発
韓国科学技術院(KAIST)のインド・韓国科学技術センター(IKST)の研究チームが、磁気輸送特性を利用して2次元ナノ材料「MXene」の表面分子分布を予測する手法を開発した。同手法により、簡単な測定で製造工程の品質管理…詳細を見る