タグ:学術
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リチウムイオンに代わる次世代電池――安全、効率的で無害な水性アルミニウムイオン電池
南オーストラリアのフリンダース大学と中国の浙江理工大学の共同研究チームが、安全で効率的かつ無害な水性アルミニウムイオン電池を創成する指針を得ることに成功した。酸化還元電位が高く、電気化学反応が高速なアルミニウム(Al)は…詳細を見る -
大腸菌の遺伝子を操作し、廃水を使って発電する
スイス連邦工科大学ローザンヌ校の研究チームは、遺伝子組換えにより廃水中で発電する大腸菌を創出した。さまざまな有機物を利用して増殖でき、廃棄物処理とエネルギー生産の両面で価値がある。研究成果は、『Joule』誌に2023年…詳細を見る -
アメリカ大陸を30分で横断する――米国防総省、変形スクラムジェットエンジン開発に45万ドルを出資
米国防総省が新たに45万ドルの資金を提供したプロジェクトで、セントラルフロリダ大学(UCF)の研究者は、新しい形状変化型スクラムジェットエンジンの開発を任された。 米国防総省、特に海軍調査研究所(NRL)が資金を提…詳細を見る -
科学者ら、複合材料を使って柔軟かつスケーラブルなロボットハンドを開発
柔らかい素材をベースにしたロボットは、人間や動物の外見や動き、能力の再現に優れている。多種多様なソフトロボットが存在するが、高価な部品や複雑な製造工程が理由で、その多くは大規模生産に至らないのが現状だ。 ポルトガル…詳細を見る -
硝酸塩ベースの添加剤がカギ――安全なリチウム金属全固体電池を開発
ドイツのバイロイト大学の研究チームが、準固体型電解質の「その場重合」を促進する硝酸塩系添加剤を用いることにより、高いエネルギー密度と安定性を持ったリチウム金属電池を開発することに成功した。これまで添加剤として検討されてき…詳細を見る -
冷暖房コストを削減する塗料――スタンフォード大、赤外線を反射する新型塗料を開発
スタンフォード大学の研究チームは、断熱性を高めることで、建物などを夏は涼しく、冬は暖かく保つことのできる新しい塗料を開発した。この塗料を使用すれば、二酸化炭素排出量とエネルギーコストの大幅な削減が可能だ。さまざまな色を展…詳細を見る -
厚さわずか0.5mm――涙で充電できるスマートコンタクトレンズ用バッテリーを開発
シンガポールの南洋理工大学(NTU)の研究者たちは、スマートコンタクトレンズに電力を供給し、涙で充電できる超薄型バッテリーを考案した。 目に装着することでARを実現するスマートコンタクトレンズの開発がさまざまな企業…詳細を見る -
充電状態を視覚的に表現できる、スマート亜鉛イオン電池の開発
韓国科学技術院(KAIST)と韓国明知大学校を中心とする共同研究チームが、充放電状態を視覚的に表現できる、スマート亜鉛イオン電池を開発した。 同研究成果は2023年8月3日、「Advanced Materials」…詳細を見る -
67年前に予言された、質量ゼロの電気的に中性なプラズモン「パインズの悪魔」を観測
米イリノイ大学を中心とした研究チームが、ストロンチウム・ルテニウム酸化物(Sr2RuO4)という金属で、67年前に予言された「パインズの悪魔」の観測に成功した。同研究成果は2023年8月9日、「Nature」に掲載された…詳細を見る -
神経科学がヒントに。リチウムイオン電池の充電時間を短縮する電極微粒子の特徴が明らかに
米ミシガン大学の研究チームは、リチウムイオン電池の正極に生じる亀裂が、電池の寿命を縮める一方で、電池の充電時間を短くすることを明らかにした。同研究成果は2023年7月27日、「Energy and Environment…詳細を見る