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液体・液体相転移現象の流体力学理論を構築――相転移を流動により制御する際の指針に 東大
東京大学生産技術研究所の教授 田中肇氏ら研究グループは2020年2月11日、2つの液体相の間で行き来が起きる液体・液体相転移現象の流体力学理論を構築したことを発表した。液体・液体相転移を流動により制御する上での指針を与え…詳細を見る -
積層不整のない氷Icの合成に成功――水素ハイドレート高圧相を低温下で脱圧 東大ら
東京大学大学院理学系研究科地殻化学実験施設、総合科学研究機構中性子科学センター、山梨大学大学院総合研究部らの研究グループは2020年2月3日、氷Ic(立方晶系の対称性を持つ氷)と同じ水分子フレームワークを持つ水素ハイドレ…詳細を見る -
東大ら、ナノチューブを重ね合わせた「1次元ファンデルワールスヘテロ構造」の合成に成功
東京大学は2020年1月31日、筑波大学や北京大学、マサチューセッツ工科大学、産業技術総合研究所などと共同で、異なるナノチューブを同心円状に複合化した「1次元ファンデルワールス(vdW)ヘテロ構造」の合成に成功したと発表…詳細を見る -
東大、液体の水の中に2種類の構造が存在する証拠を発見
東京大学生産技術研究所は2020年1月31日、水の構造に関するシミュレーションと実際の水のX線散乱実験データの解析により、液体の水の中に2種類の構造が存在する証拠を見出したと発表した。 同研究所の田中肇教授とシー・…詳細を見る -
有機半導体の電子状態を基板への吸着で制御――100兆個以上の分子の形状が一斉に変化
東京大学は2020年1月24日、有機半導体単結晶超薄膜が基板に吸着する際の分子形状を0.1nmの精度で決定することに成功したと発表した。この結果、比較的剛直な構造を持つ有機半導体であっても、基板に物理吸着することで、10…詳細を見る -
高解像度と高速読み出しを両立する厚さ15µmのシート型イメージセンサーを開発 東大とジャパンディスプレイ
東京大学とジャパンディスプレイは2020年1月21日、高空間解像度と高速読み出しを両立するシート型イメージセンサーを開発したと発表した。指紋や静脈といった高解像度が求められる生体認証向けの撮像と、高速での読み出しが求めら…詳細を見る -
導電性高分子に熱起電力が生成するメカニズムを解明――より高効率の熱電変換素子の開発に期待 東京大学など
東京大学は2019年12月20日、導電性高分子に熱起電力が発生するメカニズムを解明したと発表した。 同研究は、産業技術総合研究所との共同研究拠点である産総研・東大先端オペランド計測技術オープンイノベーションラボラト…詳細を見る -
プラスチックなどのガラス状高分子における分子振動のメカニズムを解明 東京大学など
東京大学は2019年12月23日、大阪大学および筑波大学と共同で、プラスチックなどのガラス状高分子における分子振動のメカニズムを解明したと発表した。 日用品などで多く利用されているプラスチックは、高分子鎖が多数集合…詳細を見る -
シールのように貼付できる高品質な有機半導体の超薄膜を開発――印刷法で製膜 東京大学
東京大学、産業技術総合研究所(産総研)、物質・材料研究機構は2019年12月17日、印刷法によって製膜した厚さ10nmの有機半導体単結晶超薄膜を、シールのように貼付する手法の開発に成功したと発表した。従来は印刷法の適用が…詳細を見る -
全固体リチウム電池を応用した情報メモリー素子を開発――超低消費エネルギー化と多値記録化に初めて成功 東工大ら
東京工業大学は2019年11月21日、東京大学と共同で、全固体リチウム電池と類似した薄膜積層構造を持ち、超低消費エネルギーと多値記録を特徴とするメモリー素子の開発に成功したと発表した。 コンピューターの利用拡大とと…詳細を見る