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超伝導体中のクーパー対を2本のナノ細線上に弾道的に分離することに成功 理研と東大
科学技術振興機構は2019年10月5日、理化学研究所と東京大学が共同で、並列に配置された2本の半導体ナノ細線上にジョセフソン接合を形成し、超伝導体中のクーパー対を構成する2つの電子を2本のナノ細線へ、高効率で弾道的に分離…詳細を見る -
半導体ヘテロ構造を用いた新しい原理の高効率冷却デバイスを開発 東京大学
東京大学は2019年10月4日、半導体へテロ構造を用いて、高効率な冷却素子を開発したと発表した。 トランジスタや半導体レーザーなど、ほとんどのデバイスは、印加した電圧と電流の積に比例した熱が発生し、この発熱を効率よ…詳細を見る -
軟X線自由電子レーザーをナノサイズに集光するシステムを開発――KBミラーと回転楕円ミラーを組み合わせたハイブリッド型 理研など
理化学研究所(理研)は2019年10月2日、東京大学と高輝度光科学研究センターと共同で、軟X線自由電子レーザーをナノサイズに集光できるシステムを開発したと発表した。 軟X線は、波長が1~30nm程度の光を指し、試料…詳細を見る -
分子の振動を一網打尽に観測できる光学技術を開発――赤外吸収スペクトルとラマン散乱スペクトルを同時計測 東大
東京大学は2019年9月27日、1つのレーザーを用いて赤外吸収スペクトルとラマン散乱スペクトルを同時に計測できる分光法「相補振動分光法(Complementary vibrational spectroscopy)」の開…詳細を見る -
IoTシステムを簡単に創れるプラットフォーム「Leafony」を一般公開――IoT向けの新しい応用の開拓を容易に 東大
東京大学は2019年9月26日、同大学のグループが、IoT向けのシステムを誰でも容易に創造できるプラットフォーム「Leafony(リーフォニー)」を、同日から一般公開すると発表した。 Leafonyは2cm角程度の…詳細を見る -
弱い圧力をかけるだけで熱を取り出せる蓄熱セラミックスを開発――自動車用の蓄熱材料として有効 東京大と筑波大
東京大学と筑波大学は2019年9月18日、長時間の蓄熱が可能で、弱い圧力を加えると瞬時に熱を放出できる新しい蓄熱材料を開発したと発表した。 熱エネルギーを蓄積できる蓄熱材料は、顕熱蓄熱材料と固液潜熱蓄熱材料に大別さ…詳細を見る -
液晶分子に光照射、応答速度は想定の1万倍以上だった――分子ロボットなどへの応用に期待
筑波大学と東京大学は2019年9月13日、液晶の中にあるアゾベンゼン分子に光を照射し、100億分の1秒で集団的に運動する現象を初めて観測することに成功したと発表した。 アゾベンゼン分子は光を当てると1兆分の1秒程度…詳細を見る -
基板にひずみを加えるだけで素子内の熱流方向を制御――スピンカロリトロニクス現象と磁気弾性現象を組み合わせて実現 大阪大など
大阪大学は2019年9月13日、東京大学、豊田工業大学、物質・材料研究機構と共同で、数~十数ナノメートル厚の金属磁性体薄膜に電流を流した際に発生する熱流の方向を、ひずみを加えることによって能動的に制御できることを実証した…詳細を見る -
マテリアルズインフォマティクスを活用してリチウム電池の高性能負極用有機材料を発見 慶應義塾大と東京大
科学技術振興機構(JST)は2019年9月6日、慶應義塾大学と東京大学の研究グループが、マテリアルズインフォマティクス(MI)を活用して、世界最高水準のリチウム電池負極用有機材料を発見したと発表した。 電池の省資源…詳細を見る -
世界初、半導体プラスチック材料でイオン交換現象を発見――イオンで電子を制御して金属性プラスチックを実現 東大
東京大学は2019年8月29日、同大学の研究グループが世界で初めて、水の浄化やタンパク質の抽出/精製に使用される「イオン交換」が半導体プラスチック(高分子半導体)でもナノメートルサイズの隙間を用いて可能であることを明らか…詳細を見る