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ほぼ100%の量子収率で水を分解する半導体光触媒を開発――太陽光エネルギー変換効率向上に期待 NEDOら
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2020年5月29日、NEDOと人工光合成化学プロセス技術研究組合が信州大学らと共同で、100%に近い量子収率(光子の利用効率)で水を水素と酸素に分解する粉末状の半導体光触…詳細を見る -
高純度窒化ガリウム単結晶基板の量産方法を開発――次世代パワーエレクトロニクスの実現に道 東北大学ら
東北大学は2020年6月1日、日本製鋼所および三菱ケミカルと共同で、高性能パワートランジスタ実現に貢献する高純度の窒化ガリウム(GaN)単結晶基板の量産方法を開発したと発表した。 同大学によると、持続可能な社会の実…詳細を見る -
単結晶グラファイトの層間結合力を正確に計測、従来の40GPaを超え50GPaに肉薄
大阪大学は2020年5月29日、同大学大学院基礎工学研究科の研究グループがカネカと協力して、単結晶グラファイトの層間結合力(グラフェン層を結合するバネのバネ定数)を正確に計測することに成功し、これが従来通説とされてきた値…詳細を見る -
例外の探索に特化したAI「BLOX」を開発――例外的な物質の効率的な発見へ 横浜市立大学ら
横浜市立大学は2020年5月28日、同大学大学院生命医科学研究科の寺山慧准教授らの研究グループが、「例外」の発見に特化した人工知能(AI)「BLOX」を開発したと発表した。さらに、このAIを用いて、例外的な光を強く吸収す…詳細を見る -
400℃で動作する固体酸化物型燃料電池に用いる電解質材料を開発――プロトン伝導性が高く化学的に安定
九州大学、宮崎大学、科学技術振興機構(JST)は2020年5月28日、400℃の中温度で動作する固体酸化物型燃料電池(SOFC)に用いられる電解質材料を開発したと発表した。この電解質材料は、高いプロトン伝導性と化学的安定…詳細を見る -
酸化物ナノシートと色素分子を融合した可視光駆動型水分解光触媒を開発――水と太陽光から水素を製造 東工大
東京工業大学理学院化学系 准教授の前田和彦氏らは2020年4月28日、酸化物ナノシートと色素分子を融合した可視光駆動型水分解光触媒を開発したと発表した。太陽光に多く含まれる可視光をエネルギー源にして、水から水素を製造でき…詳細を見る -
少量の樹脂分で光架橋する3次元造形用インクを開発――透明シリカガラス部材の焼成時間を大幅短縮へ
横浜国立大学は2020年5月21日、ガラスやセラミックスの原料粒子間をわずかな樹脂分で光架橋する新しい3次元造形用インクを開発し、このインクでμmからcmスケールの構造を持つシリカガラス部材の3次元造形を製作できることを…詳細を見る -
偽造不可能な光認証デバイスを開発――光の照射により発光特性の切り替えが可能な分子で作製
筑波大学は2020年5月22日、ジアリールエテン分子の自己組織化によってマイクロ球体光共振器を作製し、球体内部への光閉じ込めによる 「ささやきの回廊(Whispering Gallery Mode:WGM)共鳴発光」のス…詳細を見る -
SiC結晶表面への電流の流れを数値化することに成功――SiCパワーデバイスの低価格化への寄与に期待 名古屋工業大学
名古屋工業大学は2020年5月19日、同大学大学院工学研究科の加藤正史准教授の研究グループが、さまざまな温度や表面の状態において、SiC結晶の表面への電流の流れを数値化することに成功したと発表した。SiCパワーデバイスの…詳細を見る -
家庭でも多く用いられる弾粘塑性材料の新たな特性を発見――沖縄科学技術大学院大学とパトラ大学
沖縄科学技術大学院大学は2020年5月19日、同大学のマイクロ・バイオ・ナノ流体ユニットとギリシャ・パトラ大学の流体力学・レオロジー研究室との共同研究により、弾粘塑性材料に関する新たな知見が得られたと発表した。固体状態で…詳細を見る