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物理学の未解決問題に道、超流動ヘリウム中の流れの可視化へ
名古屋大学は2020年4月10日、日本原子力研究開発機構、高エネルギー加速器研究機構、中性子科学センター、京都大学と共同で、可搬型の小型計測装置を開発し、超流動4Heに中性子ビームを照射することによって生成された4He2…詳細を見る -
18桁精度の可搬型光格子時計、東京スカイツリーで一般相対性理論を検証
理化学研究所は2020年4月7日、東京大学と島津製作所と共同で、18桁精度の超高精度な可搬型光格子時計を開発したと発表した。東京スカイツリーの地上階と地上450mの展望台に設置した2台の時計の進み方の違いを測定し、この結…詳細を見る -
単純なフッ化アシルを出発物質に、10種以上の高付加価値の有機フッ素化合物を生成
東京理科大学は2020年4月9日、単純なフッ化アシルを出発物質として、10種類以上の複雑なフッ化アシルの生成に成功したと発表した。フッ化アシルをフッ素源として利用できることが明らかになったという。 フッ素を含む有機…詳細を見る -
化学反応経路を予測する理論計算で新規の凝集誘起発光色素(AIE色素)を開発 京都大学ら
京都大学 福井謙一記念研究センターは2020年4月8日、特定研究員の鈴木聡氏、東京工業大学、九州大学、大阪大学、仏ナント大学と共同で、理論計算による新設計法で凝集誘起発光色素(AIE色素)の開発に成功したと発表した。化学…詳細を見る -
ナノマシンにおける動作制限の条件を表現する不等式を発見――「ゆらぐ機械」の性能を特徴づける研究へ 京大と東北大
京都大学は2020年4月6日、東北大学と共同で、10nmほどの極小の機械が周辺の分子の影響を受けて相対的にゆらぎながら作動する「ゆらぐ機械」の、動作条件変更時の応答限界を表す不等式を発見したと発表した。 自然界にあ…詳細を見る -
ナノ構造体作製技術「DNAオリガミ法」でしなやかに変形するナノアームを開発
東北大学は2020年4月3日、DNAオリガミ法と呼ばれるナノ構造体作製技術を駆使し、イオンに応答してしなやかに変形するナノアームを開発したと発表した。今回開発したナノアームは、多数の極微の変形モジュールから構成されており…詳細を見る -
5G電磁波ロケットの推力生成・効率の定量的計測に成功、ロケットへのワイヤレス給電に道
筑波大学は2020年4月3日、5Gの周波数(28GHz)の電磁波(マイクロ波)を用いて電子レンジの約500倍の出力(250kW)でロケットの推力生成に成功し、ワイヤレス給電効率を含めた総合推進効率を測定したと発表した。 …詳細を見る -
配線やデバイス形成が困難なフッ素樹脂材料上への銅微細配線形成技術を開発――光照射で親水化に成功 芝浦工業大学
芝浦工業大学は2020年3月31日、光照射を利用したフッ素樹脂上への簡便な銅微細配線形成技術を開発したと発表した。大がかりな装置を使わず、簡単に撥水性で他材料との接合が難しいフッ素樹脂への銅微細配線形成ができ、コストを削…詳細を見る -
マンガンとチタンから構成された高エネルギー密度蓄電池材料を開発――リチウムイオン蓄電池の用途拡大に期待 横浜国立大学
横浜国立大学 教授の藪内直明氏らの研究グループは2020年3月27日、マンガンとチタンから構成された高エネルギー密度蓄電池材料を開発したと発表した。マンガンとチタンから構成されたナノサイズ試料を合成した新しい電池材料で、…詳細を見る -
広帯域かつ高性能な量子光源を開発――室温動作が可能な汎用光量子コンピュータチップの実用化に寄与 NTTと東大
日本電信電話(以下、NTT)は2020年3月30日、東京大学と共同で、広帯域かつ高性能な量子光源(スクィーズド光源)を開発したと発表した。量子もつれを生成することが可能なスクィーズド光は、将来実用化が期待される室温動作が…詳細を見る