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ゴムのように柔らかく、シート厚み方向の熱伝導率が金属並みに高い絶縁体のゴムシートを開発 東京大学と産総研
東京大学は2024年5月15日、同大学大学院新領域創成科学研究科の研究チームが、窒化ホウ素フィラーと、環動高分子のポリロタキサンを複合化し、金属のように熱を通す絶縁体のゴムシートを開発したと発表した。ゴム弾性を維持しつつ…詳細を見る -
シリコン膜表面の酸化で熱放射が倍増 東京大学
東京大学生産技術研究所の研究グループは2024年5月9日、フランス国立科学研究センターと共同で、シリコン膜の表面をわずかに酸化させるだけで、プランクの熱放射則で決まるとされていた熱放射が倍増したと発表した。理論計算により…詳細を見る -
アイソマー状態のトリウム229の寿命を決定――原子核時計の実現へ 理研など研究グループ
理化学研究所は2024年4月17日、東京大学や東北大学、高エネルギー加速器研究機構と共同で、イオントラップに捕獲されたトリウム229のアイソマー状態の寿命を決定したと発表した。アイソマー状態のトリウム229は原子核時計の…詳細を見る -
太陽フレア観測向けの高解像度宇宙X線望遠鏡を共同開発——FOXSI-4に搭載 東京大学ら
東京大学は2024年4月15日、名古屋大学らと共同で、日米共同太陽フレア観測ロケット実験「Focusing Optics X-ray Solar Imager4号機(FOXSI-4)」に搭載する、「高解像度宇宙X線望遠鏡…詳細を見る -
カニ殻などから採れる動物性キトサンが、半導体特性と蓄電効果を発現することを発見 東北大学ら
東北大学は2024年3月25日、東京大学と共同で、カニ殻などから得られるキトサンのナノファイバー(ChNF)シートが、さまざまな半導体特性や蓄電効果を発現することを発見したと発表した。 セルロースと類似した分子構造…詳細を見る -
最大約10kWh超のリチウムイオン電池を備えた廃熱発電システムを構築――電力喪失時でも発電可能 馬渕工業所ら
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2024年3月19日、馬渕工業所、東京大学、宮城県産業技術総合センター、京都大学およびイーグル工業が、最大約10kWh超のリチウムイオン電池を備えた廃熱発電システムを構築し…詳細を見る -
磁場で制御できる抵抗スイッチ効果を初観測――抵抗変化率が2万5000%も変化 東京大学ら
東京大学は2024年3月13日、同大学大学院工学系研究科と産業技術総合研究所、海洋研究開発機構の研究グループが、鉄(Fe)と酸化マグネシウム(MgO)の2層構造からなる電極をもつホウ素(B)を添加した半導体Geの20nm…詳細を見る -
電極–イオン間の電子授受のしやすさを記述する新たな電気化学理論を提唱――二次電池の高性能化に寄与 東京大学
東京大学は2024年2月20日、同大学大学院工学系研究科の研究グループが、固体科学の概念を液体材料(電解液)に用いて、電極−イオン間の電子授受のしやすさ(電極電位)を記述する新たな電気化学理論を提唱したと発表した。二次電…詳細を見る -
「富岳」による高速電波バーストの再現に成功――超大規模シミュレーションを実施 九州大学ら
九州大学は2024年2月2日、京都大学、千葉大学、東京大学と共同で、スーパーコンピュータ「富岳」を用いて高速電波バーストの再現に成功したと発表した。 高速電波バーストは、突然に短時間のみ電波で輝く天体現象だ。宇宙最…詳細を見る -
水中で長時間駆動する超薄型有機太陽電池を開発 理化学研究所
理化学研究所は2024年2月1日、東京大学などとの研究グループが超薄型有機太陽電池の耐水性を改善し、水中でも発電が可能な素子を開発したと発表した。将来のウェアラブル端末や発電する衣服などの開発につながる成果だとしている。…詳細を見る