カテゴリー:化学・素材系
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フロー式によるギ酸からの発電システムを開発 産総研と筑波大の研究グループ
産業技術総合研究所は2023年10月20日、筑波大学との研究グループが、フロー式によるギ酸からの発電システムを開発したと発表した。ギ酸は水素の供給源として期待されているが、研究グループはギ酸から水素をつくる触媒を見直し、…詳細を見る -
製造段階で排出されるCO2を80%以上削減できるコンクリートを開発 竹中工務店
竹中工務店は2023年10月19日、CO2(二酸化炭素)を削減、固定、吸収するコンクリート「CUCO-建築用プレキャスト部材」を開発したと発表した。製造段階で排出されるCO2を、一般的なコンクリートと比較して80%以上削…詳細を見る -
防弾チョッキを超える強度――遺伝子組み換えカイコで「クモの糸」の生産に成功
中国の研究チームは、クモの糸を生産する遺伝子組み換えカイコを作製し、防弾チョッキに使用されるケブラーより6倍も丈夫な繊維を作ることに成功した。ナイロンなどの合成繊維に代わる、環境に優しい繊維を製造できる技術だ。完全長のク…詳細を見る -
「Ni625」合金粉末を使用した3Dプリントで、月着陸船エンジンの製造を目指す
3Dプリントの材料を製造する米6K Additiveと、宇宙推進装置を製造する米Agile Space Industriesは2023年8月29日、「Ni625」粉末を航空宇宙の用途に使用するための認定を目指していること…詳細を見る -
5G/6G通信帯の電波を透過する透明な遮熱窓を作製――アルミ製の遮熱メタマテリアルを開発 東北大学
東北大学は2023年10月16日、同大学大学院工学研究科の研究グループが、アルミ製の遮熱メタマテリアルを開発し、5G/6G通信帯の電波を透過する透明な遮熱窓を作製したと発表した。 気温が高い環境下では、太陽光のエネ…詳細を見る -
PBSを分解する海洋細菌を発見、分解酵素も特定――海洋分解性プラスチック開発に寄与 北海道大学と三菱ケミカル
北海道大学は2023年10月16日、同大学大学院水産科学研究院や三菱ケミカルグループらの共同研究チームが、海洋での分解性が乏しいポリブチレンサクシネート(PBS)を分解する海洋細菌を発見したと発表した。また、同細菌からP…詳細を見る -
マルチマテリアル成形品を発泡で分解する技術を開発 金沢大
金沢大学は2023年10月11日、物理発泡によってマルチマテリアル成形品を分解することに成功したと発表した。プラスチックと金属、ガラス繊維、炭素繊維など複数の異なる材料を一体化させて製造されるマルチマテリアル成形品は、先…詳細を見る -
高圧氷Vと水の界面に水と混ざり合わない未知の水を発見 東北大、北海道大、鳥取大、東大
東北大学多元物質科学研究所の新家寛正助教は2023年10月10日、北海道大学、鳥取大学、東京大学と共同で、高圧氷Vと水の界面に水と混ざり合わない未知の水を発見したと発表した。これまでの研究で、さまざまな氷と水との界面にで…詳細を見る -
CO2を20%混合した合成ガスからFT合成燃料を生成 住友重機械工業
住友重機械工業は2023年10月12日、群馬県立産業技術センターの協力を得て、二酸化炭素(CO2)を20%混合した合成ガスからの、FT合成燃料の生成に成功したと発表した。この研究から、発電所や工場などから排出されるCO2…詳細を見る -
廃プラスチックを実質コストゼロでアップサイクル――水素とグラフェンを得る一石二鳥の「フラッシュ・ジュール加熱法」
水素は、化石燃料に代わる有望な燃料として注目されている。しかし、一般的な水素製造法である水蒸気メタン改質(Steam-Methane Reforming:SMR)では二酸化炭素が発生する。また、再生可能エネルギーを利用し…詳細を見る