カテゴリー:化学・素材系
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レーザーで超高品質な極浅構造を作成――多層薄膜の構造化への応用に期待 京都大学
京都大学は2024年5月22日、同大学エネルギー理工学研究所の研究グループが、ターゲットとして、バルクの金属面にごく薄い金属膜を蒸着したものを使用し、レーザーで極薄金属膜のみを選択的に除去することで、超高品質な極浅構造を…詳細を見る -
スギの成分を配合したプラスチック素材を開発 豊田合成と森林総合研究所
豊田合成は2024年5月21日、森林研究・整備機構 森林総合研究所と共同で、日本固有の樹木であるスギの成分を配合した「改質リグニン配合プラスチック素材」を発表した。プラスチック製品の石油由来材を一部代替できる。 開…詳細を見る -
切削屑を有効活用――水から水素を製造する高効率な触媒開発に成功
イギリスのノッティンガム大学化学工学科の研究チームが、金属機械加工産業における廃棄物である切削屑の表面に、プラチナ(Pt)やコバルト(Co)の原子をスパッタリングで堆積させることで、水の電気分解用途の高効率な触媒を作製す…詳細を見る -
損なわれた触覚を回復できる人工皮膚の開発
韓国科学技術院(KIST)の研究チームが、韓国の延世大学と成均館大学の研究者らと共同で、損なわれた触覚を回復できる「スマート・バイオニック人工皮膚」を開発した。同人工皮膚は、生体適合材料と電子デバイスを実装した触覚機能伝…詳細を見る -
通信基地局向けの低誘電材料を開発―― Beyond 5G/6Gでの実用化に期待 古河電気工業
古河電気工業は2024年5月20日、通信基地局向けの低誘電材料「Smart Cellular Board」を開発したと発表した。 次世代通信技術となるBeyond 5G/6Gでは、より高周波で広帯域な周波数帯が用い…詳細を見る -
海底に最大1100万トンのプラスチック廃棄物が堆積――研究者らが推定
オーストラリアの国立科学機関であるCSIROは、2024年4月5日、カナダのトロント大学との共同研究の結果を発表し、300万トンから1100万トンものプラスチック廃棄物が、海底に堆積していることを明らかにした。 C…詳細を見る -
酸化ルテニウムが常磁性金属であることを解明――素粒子「ミュオン」を用いて調査 高エネルギー加速器研究機構ら
高エネルギー加速器研究機構(KEK)は2024年5月20日、茨城大学、東北大学、東京大学、名古屋大学と共同で、酸化ルテニウムが常磁性金属であることを明らかにした。 磁石に引き寄せられる鉄やニッケルなどは「強磁性体」…詳細を見る -
電気の力で減塩食品の塩味やうま味を増強する「エレキソルト スプーン」予約販売を開始 キリンホールディングス
キリンホールディングスは2024年5月20日、電気の力で減塩食品の塩味やうま味を増強する食器型デバイス「エレキソルト スプーン」の予約/抽選販売を同日から開始すると発表した。 同製品は、明治大学総合数理学部先端メデ…詳細を見る -
【5/21~5/27開催】fabcross for エンジニア おすすめ展示会・見本市、セミナー情報
エンジニアの皆さんのお仕事、キャリア形成に役立つ、展示会・見本市、セミナー情報を毎週お届けします。 ※掲載している展示会・見本市、セミナーの情報は、5/20時点のものとなります。申し込み状況は各サイトにてご確認頂けます…詳細を見る -
30gで60kgを支える――再利用可能な強力接着剤を開発
シンガポールの南洋理工大学(NTU)の研究チームは2024年4月29日、形状記憶ポリマーを利用した再利用可能なスマート接着剤を開発したと発表した。ヤモリの足の10倍以上の接着力を持ち、非常に重い重量を支えることができる。…詳細を見る