カテゴリー:化学・素材系
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ユニチカ、造形後に形状を変更できる3Dプリンター用感温性フィラメント開発
ユニチカは2017年6月5日、3Dプリンターで造形後も低温域で温めることで形状を変更できる「3Dプリンター用感温性フィラメント」を開発したと発表した。 同フィラメントは、造形後でも人肌やお風呂のお湯程度の安全な温度…詳細を見る -
使い終わったら自然に還る――スタンフォード大、生分解性のあるエコ電子材料を開発
スタンフォード大学は、人の皮膚のように柔軟で自己再生し、生分解性のある電子材料を開発した。人体や環境への負荷が少なく、医療や環境保護の分野への応用が期待されている。 開発されたのは、食酢などの弱酸で容易に分解する半…詳細を見る -
米大学、超弾性を備えた形状記憶エアロゲルを開発
米ミズーリ工科大学の研究チームが、ゴムのような弾性を備え、元の形状を記憶できる高分子エアロゲルを考案した。従来から知られる形状記憶合金に比べて遥かに軽量であり、柔軟性と充分な強度を持つことから、生体工学的な利用を始め、広…詳細を見る -
NEDO、700℃級の高温蒸気に耐えられるニッケル基合金の信頼性向上を目指す技術開発に着手
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2017年6月1日、先進超々臨界圧火力発電(A-USC)の早期実用化に向け、700℃級の高温蒸気に耐えられるニッケル(Ni)基合金の信頼性向上を目指した技術開発に着手すると…詳細を見る -
芝浦工業大学、培養環境を自由に制御し細胞の培養や分析ができる可動式マイクロ流体デバイスを開発
芝浦工業大学は2017年5月26日、同大学機械工学科の二井信行准教授らの研究グループが、培養環境を自由に制御して細胞の培養や分析ができる可動式マイクロ流体デバイスを開発したと発表した。 同デバイスは、培養空間を複数…詳細を見る -
大阪大学、高効率で水から水素を生成できる光触媒を開発 可視光や近赤外光にも応答
大阪大学は2017年5月29日、黒リン、金ナノ粒子、チタン酸ランタンの3つの材料からなる可視光/近赤外光応答型光触媒を開発したと発表した。黒リンを使用することで太陽光広帯域利用が可能となり、高効率で水から水素を生成できる…詳細を見る -
富士通研究所、コバルトを用いない高電圧のリチウム二次電池用正極材料を開発
富士通研究所は2017年5月29日、これまでコバルト系材料でしか実現していなかった高い電圧を持つリン酸鉄系リチウム二次電池用正極材料の開発に成功したと発表した。リチウム二次電池の低コスト化につながる技術だ。 電気自…詳細を見る -
植物由来の次世代新素材「セルロースナノファイバー」を使用した電子材料を開発
太陽ホールディングスは2017年5月25日、植物由来の次世代新素材「セルロースナノファイバー」(CNF)を電子部品用絶縁材料に使用する技術を、世界で初めて(同社調べ)開発したと発表した。 電子部品のプリント配線板の…詳細を見る -
熊本大、微細藻類からバイオ燃料を連続抽出する方法を考案
熊本大学の研究チームが、微細藻類(マイクロアルジェ)から、バイオ燃料となる大量の炭化水素を短時間かつ低エネルギーで抽出する方法を考案した。バイオ燃料の生産効率を向上し、生産コストを低減する方法として期待される。研究成果は…詳細を見る -
横浜ゴムなど、タイヤ内のゴムとスチールコードの接着劣化を3次元解析する技術を開発
横浜ゴムは2017年5月22日、東北大学多元物質科学研究所 陣内研究室、日立ハイテクノロジーズと共同で、タイヤ内のゴムとスチールコードの接着劣化を3次元で解析する技術を世界で初めて開発したと発表した。接着劣化しにくい材料…詳細を見る