カテゴリー:化学・素材系
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白金/炭素ナノマテリアル複合体による水素発生触媒を開発――高価な白金の使用量を大幅に削減 理化学研究所
理化学研究所は2023年8月21日、同研究所の研究グループが、白金/炭素ナノマテリアル複合体による水素発生触媒を開発したと発表した。 水素は、エネルギーとして使用した際に二酸化炭素を生じないため、次世代のクリーンエ…詳細を見る -
ソフトカプセル被膜廃材を活用した生分解性プラスチックを開発 大阪大学とアピ
大阪大学は2023年8月18日、ソフトカプセル被膜廃材を活用した生分解性プラスチックを、アピと共同で開発したと発表した。 ソフトカプセル被膜廃材はカプセル製造時に発生し、破棄物が20~30%を占める。ソフトカプセル…詳細を見る -
4インチ窒化アルミニウム単結晶基板の製造に成功――外部販売も強化 旭化成の子会社 米Crystal IS
旭化成は2023年8月21日、同社子会社の米Crystal ISが、4インチ(直径100mm)の窒化アルミニウム単結晶基板(AIN基板)の製造に成功したと発表した。旭化成によると世界初となる。 Crystal IS…詳細を見る -
金属疲労が自己修復――微小疲労亀裂が消失する現象を発見
米サンディア国立研究所とテキサスA&M大学の共同研究チームが、繰返し負荷を受ける金属において発生する微小疲労亀裂が、自然に再閉合して消失する現象の観察に初めて成功した。応力や変形の繰返しによって微小疲労亀裂が形成され、亀…詳細を見る -
小惑星のサンプルを持ち帰る「OSIRIS-Rex」ミッション――NASAが回収作業を準備中
アメリカ航空宇宙局(NASA)は、太陽や惑星の起源の解明などを目的として、小惑星ベンヌで収集した土壌サンプルを持ち帰る、「OSIRIS-Rex」ミッションを推進している。今回、2020年10月に採集したサンプルが2023…詳細を見る -
高強度マグネシウム合金の強度が、高温押出加工で増加するメカニズムを解明 原子力機構と熊本大学
日本原子力研究開発機構は2023年8月15日、原子力機構J-PARCセンターと熊本大学の研究グループが、高強度マグネシウム合金(Mg97Zn1Y2合金。以下、LPSO-Mg合金)が高温押出加工によって強度が大きく増加する…詳細を見る -
日本の創薬ベンチャー、「永久歯の再生」に向けた治験を開始
歯科領域における日本の創薬ベンチャーであるトレジェムバイオファーマは、歯の発生過程に関わる「USAG-1遺伝子」を抑制する中和抗体によって、歯が欠如した「無歯症」のモデル動物の欠損した歯が再生することを明らかにした。 …詳細を見る -
薄膜転写技術で異種材料結晶をシリコン光回路上に集積――マイクロトランスファープリンティング技術を開発 東工大と産総研
東京工業大学は2023年8月10日、産業技術総合研究所(AIST)と共同で、薄膜転写技術を用いて異種材料結晶を微小な薄膜シールに加工し、シリコン光回路上に集積する「マイクロトランスファープリンティング」技術を発表した。こ…詳細を見る -
高性能ガラスシミュレーションモデルに予期せぬ構造化を発見――低温液体状態を詳細に研究 東京大学
東京大学は2023年8月8日、結晶化や相分離を起こさないように、いろいろな大きさの粒子を組み合わせることで最近開発された並外れたガラス形成能力を持つ2次元液体モデルと、粒子サイズの入れ替えを許すモンテカルロ法を組み合わせ…詳細を見る -
コピーできないQRコードを実現――甲虫や蝶の羽のように発色するコレステリック液晶を開発
名古屋大学の研究チームが、輝度の高い艶があって見る方向によって色が変化する、甲虫の外殻表面や蝶の羽根の発色メカニズムを模倣することによって、偽造防止が可能なQRコードを作成する手法を考案した。研究成果が、2023年7月9…詳細を見る