カテゴリー:化学・素材系
-
宇宙用途から原子炉まで――極限的環境で作動する圧電センサーを開発
ヒューストン大学(UH)の研究チームが、高温で作動する圧電センサーとして単結晶窒化アルミニウム(AlN)薄膜を作成することに成功し、900℃においても高感度かつ高信頼性で耐久性があることを実証した。航空宇宙やエネルギー、…詳細を見る -
分子マシンにも利用されるロタキサン構造の超巨大物質「モファキサン」の合成に成功 東京大学
東京大学は2023年6月12日、「ロタキサン」構造を持つ物質を巨大化させたMOFaxane(モファキサン)の合成に成功したと発表した。 ロタキサンは、リング状の分子に軸状の分子が貫通した構造を持ち、軸状分子の両端に…詳細を見る -
石炭をサステナブルに使う――廃坑内の石炭を使った水素貯蔵可能性の研究
ペンシルベニア州立大学(Penn State)の研究チームが、廃坑になった炭抗における石炭層に、大量の水素を貯蔵すると同時に、必要に応じてポンプによって取り出すことができる可能性について論文発表した。米国内の炭田から産出…詳細を見る -
自動車排ガス浄化触媒を高耐久化する手法を開発 国立科学博物館
独立行政法人国立科学博物館は2023年6月9日、東京都立大学大学院との研究グループが、自動車排ガス浄化触媒の耐久性を劇的に向上させる触媒調製手法を開発したと発表した。研究成果は5月31日にアメリカ化学会が発行する英文誌「…詳細を見る -
South Poleと三菱商事の合弁会社がカーボンクレジット市場拡大に向け前進――年間900万トンのCO2を回収する世界最大プロジェクトと契約
スイスのSouth Poleは2023年4月26日、同社が三菱商事と共同で設立したNextGen CDR Facilityが、約20万トンのカーボンクレジットの長期購入契約を締結したと発表した。 カーボンクレジット…詳細を見る -
UV照射型3Dプリンターを活用した、異種ポリマーのパターニング技術を開発 名古屋工業大学
名古屋工業大学大学院工学研究科の林幹大助教らは2023年6月7日、UV照射型3Dプリンターの新しい利用法に基づき、異種ポリマーのパターニング技術「デジタルフォトパターニング重合」を開発したと発表した。同一樹脂内で、硬/柔…詳細を見る -
HiJET技術により、Annex2準拠のバイオジェット燃料の製造に国内で初めて成功 環境エネルギーら
NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は2023年6月7日、環境エネルギー、北九州市立大学、HiBD研究所が、国産特許技術「HiJET技術」により、持続可能な航空燃料(SAF)の国際規格「ASTM D7566」の…詳細を見る -
建築構造体の3Dプリント施工に、自社開発した「構造用ラクツム」を初適用 清水建設
清水建設は2023年6月7日、建築構造体のプリント施工に、3Dプリンティング用のコンクリート材として自社開発した「構造用ラクツム」を初適用したと発表した。東京都江東区に建設中の自社施設「潮見イノベーションセンター(仮称)…詳細を見る -
【連載】エンジニア専門の転職支援会社のキャリアアドバイザーが、注目業界の転職市場動向を解説__エネルギー、化学・素材業界編
少子高齢化による労働人口の減少などによって、日本国内で「人手不足」が深刻化しています。厚生労働省が発表している「労働経済動向調査(令和5年2月)」の「労働者の過不足状況」を見ると、製造業においては労働者過不足判断D.I.…詳細を見る -
バイオエタノールから100%の電解効率で、電気エネルギーを獲得できる燃料電池を開発 京大と阪大
京都大学は2023年6月2日、同大学大学院農学研究科と大阪大学の共同研究グループが、バイオエタノールから100%の電解効率で電気エネルギーを獲得できる、燃料電池を開発したと発表した。 低炭素社会を目指す中で、化石燃…詳細を見る