カテゴリー:化学・素材系
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3Dプリント手法により2種類の鋼を積層造形するバイメタル製造方法を考案
ワシントン州立大学(WSU)の研究チームが、2本の溶接トーチを用いた3Dプリント手法により、円筒形状の同一レイヤーの外側と内側に異なる2種類の鋼を積層し、さまざまな機能を発揮できる高強度バイメタルを作製する手法を考案した…詳細を見る -
イカに学べ――光と熱、マイクロ波の透過度を調節可能なフィルムの開発
中国の南京大学とシンガポールの南洋理工大学の研究チームが、イカの皮膚から着想を得て、可視光からマイクロ波までの幅広い波長域の透明度を調節できるフィルムを開発した。同研究成果は2023年6月28日、『ACS Nano』に掲…詳細を見る -
溶融塩電気めっきの実用化に向け、新たな溶融塩を開発 京都大
京都大学は2023年7月20日、塩の高い水溶性と高いめっき能力の両方を兼ね備えた溶融塩を開発し、シリコン、チタン、タングステンのめっきに成功したと発表した。溶融塩は電気化学的に安定し、さまざまな金属を電析できるため、金属…詳細を見る -
新たな接合材料「感光性ナノカーボン導電ペースト」を開発 東レ
東レは2023年7月19日、低温、低圧条件でも、微小な電子部品を接合できる新たな接合材料を開発したと発表した。2025年の量産開始を目標にしている。 開発した接合材料は、同社が長年培ってきた銀などの金属粒子を含む感…詳細を見る -
音で架橋高分子材料の解体と力学物性制御を実現 東京大学
東京大学大学院総合文化研究科は2023年7月20日、スタンフォード大学、サンパウロ大学と共同で、音を感じて力学物性が変化する新素材「感音性物質」と、高密度焦点式超音波(HIFU)デバイスで材料内部の局所物性を音で操る方法…詳細を見る -
大型品の造形ができるプラスチック金型用ステンレス系粉末を発売 大同特殊鋼
大同特殊鋼は2023年7月20日、プラスチック射出成形金型に適した3Dプリンタ用ステンレス系粉末「LTX420」の販売を、2023年8月から開始すると発表した。3Dプリンタ用金属粉末DAP-AMシリーズの第三弾で、大型品…詳細を見る -
日本の切り紙を応用し、60倍も強力なのに簡単に剥がせる粘着テープを開発
バージニア工科大学のエンジニアが、2000年の歴史を持つ日本の切り紙技術を応用し、粘着力を60倍に高めながら、容易に剥がせる粘着テープを開発した。 一般的に、強力な接着剤は剥がれにくく、剥離可能な接着剤はその強度を…詳細を見る -
グラフェンデバイスにおける高速な量子ビット読み出しを実現――量子コンピュータの研究開発に寄与 東北大学
東北大学は2023年7月18日、同大学大学院工学研究科の研究チームが、グラフェンデバイスにおける高速な量子ビット読み出しを実現したと発表した。 グラフェンは優れた物性を持つことから、次世代デバイスへの応用が有望視さ…詳細を見る -
3GeV高輝度放射光施設にて、3GeV電子の入射および蓄積に成功 QST
量子科学技術研究開発機構(QST)は2023年7月14日、3GeV高輝度放射光施設「ナノテラス」円型加速器において、3GeV電子の入射および蓄積に成功したと発表した。 ナノテラスは、軟X線に強みを有する3GeV高輝…詳細を見る -
壁を壊さず間取りを変更――サステナブルなリフォームを可能にする、可動式木製パーティション「エフェメラル」を開発
ケンブリッジ大学Centre for Natural Material InnovationとPLP Architectureによる研究チームは、ロンドンのサマセット・ハウスで2023年6月1日~25日に開催された「Lo…詳細を見る