カテゴリー:ニュース
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分子レベルの薄さのパラジウムナノシートを開発――水素発生触媒として世界トップクラスの活性を実現 名古屋大学
名古屋大学は2023年11月14日、同大学未来材料・システム研究所の研究チームが、分子レベルの薄さのパラジウム(Pd)ナノシートを開発したと発表した。 Pdは、さまざまな触媒として用いられている貴金属だ。既存のPd…詳細を見る -
NASA、深宇宙探査用3Dプリント製ロケットノズルを作製
アメリカ航空宇宙局(NASA)は、画期的な3Dプリンティング技術を使い、従来品よりも軽量で効率的なアルミニウム製のロケットエンジンノズルを作製した。この技術革新は、より多くのペイロードを搭載した深宇宙探査への道を開く可能…詳細を見る -
Siemens Energy、100%水素ガスを使った産業用ガスタービンの運転に成功
Siemens Energyは2023年10月13日、フランスにてHYFLEXPOWERコンソーシアムが、100%再生可能な水素ガスでのガスタービン運転に成功したと発表した。 2022年に実施された最初の試験で、す…詳細を見る -
航空機燃料電池向けの大容量水素再循環装置を開発――実証運転に成功 IHIら
IHIは2023年11月13日、航空機燃料電池向けの大容量水素再循環装置となる電動水素ターボブロアを共同開発したと発表した。 同装置は、秋田大学および三栄機械と共同で開発。燃料電池発電時に未反応で排出される水蒸気を…詳細を見る -
ナトリウムイオン電池のエネルギー密度を飛躍的に向上させる、ハードカーボン負極の合成に成功 東京理科大学とNIMS
東京理科大学は2023年11月13日、物質・材料研究機構(NIMS)と共同で、ナトリウムイオン電池などのエネルギー密度を向上させることができる、ハードカーボン負極の合成に成功したと発表した。 ナトリウムイオン電池は…詳細を見る -
米BETA Technologiesの電動航空機「ALIA」、通算1700海里の長距離飛行を達成
eVTOL(電動垂直離着陸機)を開発する米BETA Technologiesは、2023年10月26日、同社の電動航空機「ALIA」が通算1700海里(約3150km)以上の飛行を達成したと、LinkedInの投稿で発表…詳細を見る -
高温時でも性能低下しないペロブスカイト太陽電池を開発
香港城市大学(CityU)の研究チームが、ペロブスカイト太陽電池の電荷抽出性能を向上する、自己組織化単分子膜(SAM)の熱的安定性を向上することに成功した。65℃近傍の高温で1200時間作動後も、初期の光電変換効率の90…詳細を見る -
雨の日もヘアスタイルを保つ、形状記憶効果を発動する整髪剤用材料を開発 NIMSと日本ロレアル
物質・材料研究機構(NIMS)と日本ロレアルは2023年11月18日、湿度に応答して形状記憶効果を発動する、整髪剤向けの新材料を開発したと発表した。この新材料を使った整髪剤でヘアスタイルを整えれば、雨の日や発汗時といった…詳細を見る -
Amazon、従業員をアシストする新しいロボットシステムを発表――二足歩行ロボットのテストも開始予定
米Amazon.comは2023年10月18日、新しいロボットシステム「Sequoia」を稼働しはじめたことと、二足歩行ロボット「Digit」を業務で使用するためのテストを開始する予定であることを発表した。これらは職場の…詳細を見る -
触媒によって水素を放出する液体――FCV向け液体有機水素キャリアシステムを開発
脱炭素社会の実現に向けて、水素は化石燃料に変わるエネルギー資源として注目されている。スウェーデンのルンド大学の研究チームは、固体触媒によって水素を放出する、液体の水素燃料電池車(FCV)用燃料を提案した。使用済みの液体は…詳細を見る