カテゴリー:ニュース
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女性と男性で研究費の配分に格差、エネルギー研究分野における課題が浮き彫りに
英エクセター大学のエネルギー政策研究チームが、エネルギー研究分野におけるジェンダーバランスに関する調査報告を発表した。依然として、女性は過小評価されており、研究費の配分には男女差が見られ、途中でキャリアをあきらめる場合も…詳細を見る -
超精密な金属製中性子集束ミラーを開発――多様な中性子ビーム集束デバイスの普及に期待 理研ら
理化学研究所(理研)は2019年9月19日、高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所、京都大学らの共同研究グループとともに、金型用の超精密加工技術と金属多層膜の成膜技術を融合させることで、金属材料のみで構成される中性…詳細を見る -
室温動作スピントロニクス素子を用いて量子アニーリングマシンの機能を実現――情報処理技術の新たな展開に期待 東北大
東北大学は2019年9月19日、米パデュー大学と共同で、量子ビット(Quantum bit:qビット)と似た機能を有する新概念スピントロニクス素子を開発し、それを用いて量子アニーリングマシンを模倣したシステムを構築し、室…詳細を見る -
ハーバード大、”切り紙”の数学的フレームワークを考案
日本の切り紙から着想を得て、ハーバード大学工学・応用科学大学院(SEAS)にあるMahadevan研究室の研究者たちが、シート状の素材を意図した形状へと変形させる数学的フレームワークを考案した。この論文は2019年8月1…詳細を見る -
小型/精密減速機世界市場、2021年に489万台に達すると予測――2021年までは年9.28%の成長が続く見通し 矢野経済研究所
矢野経済研究所は2019年9月18日、小型/精密減速機世界市場の調査結果を発表した。調査結果では、2017年から2021年までは年9.28%で成長し、2021年の世界出荷台数は489万台に達すると予測している。 減…詳細を見る -
弱い圧力をかけるだけで熱を取り出せる蓄熱セラミックスを開発――自動車用の蓄熱材料として有効 東京大と筑波大
東京大学と筑波大学は2019年9月18日、長時間の蓄熱が可能で、弱い圧力を加えると瞬時に熱を放出できる新しい蓄熱材料を開発したと発表した。 熱エネルギーを蓄積できる蓄熱材料は、顕熱蓄熱材料と固液潜熱蓄熱材料に大別さ…詳細を見る -
日本人の仕事満足度は世界最低、業務のデジタル化に対応できるか自信を持てないでいる――Randstad調査
日本の労働者は世界の他の国と比べて、業務のデジタル化への対応や仕事に対する満足度が低いようだ。総合人材サービス会社Randstadが2019年6月11日に発表した労働者意識調査「Randstad Workmonitor」…詳細を見る -
”脳に優しく高性能”な頭蓋内電極を開発――基材をシリコンからハイドロゲルに、材料はすべて有機物
東北大学は2019年9月17日、大学病院臨床研究推進センターと共同で、水分70%以上のハイドロゲルを基材とする頭蓋内電極を開発したと発表した。 電極の材料はすべて有機物。厚さ0.3mmの炭素繊維布(CF)を電極材料…詳細を見る -
液晶分子に光照射、応答速度は想定の1万倍以上だった――分子ロボットなどへの応用に期待
筑波大学と東京大学は2019年9月13日、液晶の中にあるアゾベンゼン分子に光を照射し、100億分の1秒で集団的に運動する現象を初めて観測することに成功したと発表した。 アゾベンゼン分子は光を当てると1兆分の1秒程度…詳細を見る -
極薄のiOLEDフィルム光源のさらなる長寿命化に成功――水素結合を利用した新たな有機EL電子注入技術を開発 日本触媒とNHK
日本触媒は2019年9月17日、NHKと共同で、極薄のiOLEDフィルム光源をさらに長寿命化できる新たな電子注入技術を開発したと発表した。 iOLEDフィルム光源は、日本触媒がNHKと共同開発している、極薄かつ高い…詳細を見る