カテゴリー:ニュース
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ボルグワーナーの2ステージターボチャージャー、メルセデス・ベンツの新型ディーゼルエンジンに搭載――従来型より20%の高出力を実現
ボルグワーナーは2019年6月18日、同社のR2S(Regulated 2-Stage)過給システムがメルセデス・ベンツの直列4気筒ディーゼルエンジン「OM654」に搭載されたことを明らかにした。 同社のR2Sシス…詳細を見る -
ナノ細孔をもつスポンジを利用した自然冷媒で動作する高効率ヒートポンプを提案――孔の変形による気液相転移を利用 東北大など
東北大学は2019年6月18日、日産自動車、信州大学、京都大学、岡山大学と共同で、自然冷媒を用いた新しいヒートポンプの原理を発表した。 ヒートポンプは、外部からエネルギーを与えることで温度を制御するシステムで、空調…詳細を見る -
メルセデス・ベンツ、直6×ISG搭載モデルを含む新型「GLE」を発表――新たな電動化技術によって高効率なエネルギー回生を実現
メルセデス・ベンツ日本は2019年6月19日、SUVの中核モデルである「GLE」をフルモデルチェンジした新型GLEを発表した。 そのラインアップとして、「GLE 300 d 4MATIC」「GLE 400 d 4M…詳細を見る -
室温で強誘電性を示す「柔粘性/強誘電性結晶」を開発――環境に優しい非鉛センサー材料として期待 北海道大
北海道大学は2019年6月19日、小さな電場で分極反転可能で、柔らかくて押すと伸びて拡がる新しい「柔粘性/強誘電性結晶」を開発したと発表した。 強誘電体は、自発的な電気分極を持ち、ある大きさを超えた電場がかかると分…詳細を見る -
準2D構造を持つ透明な金属薄膜の生成に成功――新たな光電子デバイスにも期待
モスクワ物理工科大学MIPTの研究チームが、層状の結晶構造を持たない金属である金(Au)に対して、二硫化モリブデン(MoS2)の単原子層を接着層として用いることで、厚さ数原子という準2D構造を持つ連続的薄膜を生成すること…詳細を見る -
強い人工クモ糸を作るには新たな糸タンパクが必要――オニグモの糸遺伝子解明によって判明 慶應義塾大
慶應義塾大学先端生命科学研究所は2019年6月18日、コガネグモ科オニグモのゲノムを決定し、クモ糸タンパクとそれに関連する遺伝子の全貌を明らかにし、糸遺伝子の系統解析に成功したと発表した。研究の結果、MaSp3やSpiC…詳細を見る -
ペロブスカイト太陽電池にエポキシ樹脂製の保護層を施すことで、環境に漏出する鉛の量を大幅削減 OIST
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2019年6月14日、エポキシ樹脂製の保護層がペロブスカイト太陽電池の汚染物質の漏出防止に役立つことをOISTの研究者が報告したと発表した。自己修復作用のあるエポキシ樹脂の層をペロブス…詳細を見る -
亜酸化銅を用いたタンデム型太陽電池の効率、結晶Si太陽電池単体の効率を超える 東芝
東芝は2019年6月18日、透明化した亜酸化銅(Cu2O)を用いたタンデム型太陽電池において、結晶シリコン(Si)太陽電池単体での発電効率を上回る効率の実証に成功したと発表した。結晶Si太陽電池単体の効率は22%だが、開…詳細を見る -
衝撃力を緩和する折り紙構造のショックアブソーバー――宇宙船の着陸脚やドローンへの応用も
スペースXの「Falcon 9」のようなロケットは、打ち上げ後に逆噴射しながら降下、着陸し、再利用できるよう設計されている。着地の直前に相対速度がゼロになるよう、強力な逆噴射が行われるが、接地する瞬間に着陸脚が受ける衝撃…詳細を見る -
中国産業用ロボット市場、2025年には9838億円に――組立/搬送系の大幅な伸びが市場拡大をけん引 富士経済調査
富士経済は2019年6月17日、中国の産業用ロボット市場調査結果を発表した。それによると、2018年の同市場規模は3705億円で、2025年にはその2.7倍となる9838億円に成長すると予測している。 中国の産業用…詳細を見る