カテゴリー:ニュース
-
光と熱を利用して可逆的に変形する材料を開発
米コロラド大ボルダー校の研究チームは、光と熱を利用して繰り返し可逆的に変形する液晶エラストマー(LCE)を開発した。製造業、ロボット、生物医学デバイス、人工筋肉など幅広い応用が期待できる技術であり、研究成果は2018年8…詳細を見る -
電通大と慶大、量子操作の原理的限界を与える不等式を導出――量子操作の不確定性関係を発見
電気通信大学と慶應義塾大学は2018年9月14日、量子操作には原理的限界が存在し、その操作を行う装置のエネルギーとの間にトレードオフ関係式が成立することを発見したと発表した。 近年、ナノスケールで動く精巧なデバイス…詳細を見る -
東大とハーバード大、結晶の対称性全230種のトポロジカルな性質を表す指標を発見 ――トポロジカル物質の包括的な新理論を提案
東京大学とハーバード大学は、トポロジカル絶縁体やトポロジカル半金属と呼ばれる物質群を包括的に扱うことができる新理論を発表した。研究成果は、2017年6月30日にNature Communicationsにてオンライン公開…詳細を見る -
ウィーデマン・フランツの法則に従わない不思議な現象を観測
スイスのチューリッヒ工科大学の研究チームは、一般的な金属において熱と電気の伝導率の関係を示すウィーデマン・フランツの法則が、強い相互作用のあるフェルミオン系では当てはまらず、不思議な振る舞いをしていると発表した。研究成果…詳細を見る -
ビールの麦汁から作ったフィルムが、火星基地を太陽の熱から守る
米コロラド大学ボルダー校のSmalyukh教授らの研究チームは、透明で断熱性の高いエアロゲルをビールの麦汁から作製した。冷暖房効率を高めるために地球上のビルはもちろん、月や火星など昼夜の温度差の大きい環境下の建造物にも利…詳細を見る -
本物のクモのような小型ロボットも――ハーバード大などがソフトロボット製作技術を開発
ハーバード大学とボストン大学の共同研究チームが、ミクロン単位の微細構造を持ち、サイズが数ミリ程度の超小型ソフトロボットを製作する技術を開発した。この技術の可能性を実証するため、オーストラリアに生息する孔雀クモをモデルに、…詳細を見る -
長寿命/高耐熱/高耐圧Oリングを発売へ――世界初、スーパーグロース法で量産された単層カーボンナノチューブ応用製品
産業技術総合研究所と、日本ゼオン・サンアロー・産総研 CNT複合材料研究拠点(以下、TACC)は2018年9月13日、単層カーボンナノチューブ(CNT)含有の耐熱フッ素ゴム(FKM)の開発を発展させ、市販品FKM材料の3…詳細を見る -
ヤマハ、新ステアリング機構を採用した3輪バイク「NIKEN」を受注生産で発売
ヤマハ発動機は2018年9月13日、次世代リーニングマルチホイール(Leaning Multi Wheel、LMW)の新製品「NIKEN(ナイケン)」を受注生産にて発売すると発表、全国のNIKEN取扱店にて同日より予約受…詳細を見る -
窓枠不要で強化ガラス並みの耐摩耗性――GLMと帝人、樹脂製フロントウインドウ搭載のスポーツEVを2019年春に発売へ
GLMは2018年9月13日、帝人と共同開発している樹脂製のフロントウインドウを搭載したスポーツEVで「道路運送車両の保安基準(第29条)」を満たす国内認証を取得し、7月に自動車登録番号標(ナンバープレート)を取得したと…詳細を見る -
電気自動車がわずか数秒で充電できる新型液体バッテリー
英グラスゴー大学の化学者チームは、電気や水素ガスを貯蔵できるナノ分子を用いた液体バッテリーシステムを開発した。この研究成果は、2018年8月13日付で『Nature Chemistry』誌に掲載されている。 このナ…詳細を見る