カテゴリー:技術ニュース
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無数のベンゼン環が直線状に連結したポリアセンの合成に成功――光電子デバイスなどへの応用に期待 東大とJST
東京大学と科学技術振興機構(JST)は2023年5月9日、無数のベンゼン環が直線状に連結したポリアセンの合成に成功したと発表した。幅がベンゼン環1個分となっており、最も細いグラフェンとして今後の物性解明やナノデバイスなど…詳細を見る -
2000年間「不可能」だったピタゴラスの定理の解法を高校生が発見
アメリカで2人の高校3年生が、数学者たちを驚かせる発見をした。これまで不可能と考えられていた「三角法を用いたピタゴラスの定理の証明」に成功したのだ。St. Mary's Academyに通う彼女らは、定理の証明を作成する…詳細を見る -
Pythonを効率的に実行し、10倍以上高速化するコンパイラ「Codon」
Pythonのコードをより効率的かつ効果的に実行できるようにし、さまざまなニーズや状況に応じたカスタマイズを可能にするコンパイラ「Codon」が開発された。 米マサチューセッツ工科大学(MIT)などによるもので、カ…詳細を見る -
1nm幅の半導体ナノ量子細線を作製する手法を発見――長さは1μm以上にも及ぶ 東大ら
東京大学は2023年5月8日、京都大学および独フランクフルト大学と共同で、グラファイト基板上に、半導体のナノ量子細線を作製する手法を発見したと発表した。 半導体ナノテクノロジーにおける微細加工技術は、すでに限界に達…詳細を見る -
高次ネスティングベクトルによる二次元物質の電荷配列機構を解明 東北大学
東北大学は2023年5月8日、高次ネスティングベクトルによって二次元物質の電荷配列現象が生じていることを解明したと発表した。 グラフェンや遷移金属ダイカルコゲナイドなどの低次元の層状物質で見られる電荷密度波(CDW…詳細を見る -
英国宇宙機関、Rolls-Royceのマイクロ原子炉開発に290万ポンドの資金提供――月面基地用に2029年までの完成を目指す
英国宇宙機関(UK Space Agency:UKSA)は、英Rolls-Royceによる超小型モジュール式マイクロ原子炉開発プロジェクトに、290万ポンド(約4億9500万円)の資金を新たに供与すると発表した。 …詳細を見る -
すい臓がんを集中的に治療する、米粒より小さな埋め込み型デバイスを開発
ヒューストン・メソジスト研究所の研究チームが、すい臓がんの治療を可能とする、米粒より小さな埋め込み型デバイスの開発に成功した。同デバイスは、「ナノ流体薬剤溶出シード(the nanofluidic drug-elutin…詳細を見る -
純度が高く表面積が大きいペロブスカイト酸化物ナノ粒子を合成 東京工業大学
東京工業大学は2023年5月2日、純度が高く表面積が大きいペロブスカイト酸化物ナノ粒子を合成したと発表した。さまざまな有用有機化合物の高効率な合成につながることが期待される。 ペロブスカイト酸化物は、有害ガス成分を…詳細を見る -
酸素貯蔵材料の高速酸素脱離反応を可視化 東京工業大学、高輝度光科学研究センター、京都工芸繊維大学
東京工業大学は2023年5月2日、同大学や高輝度光科学研究センター、京都工芸繊維大学の研究グループが、酸素貯蔵材料の高速酸素脱離反応を可視化したと発表した。機能性材料の設計指針の構築や反応最適化に寄与することが期待される…詳細を見る -
ミシガン工科大学の研究チームが、低温作動が可能な固体酸化物燃料電池を開発
ミシガン工科大学の研究チームが、固体酸化物燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)において耐久性や構成材料の劣化の原因になっている800℃以上の高い作動温度を、550℃以下に低下させることに成功し…詳細を見る