カテゴリー:技術ニュース
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太陽エネルギーの93%を利用して海水から飲料水を製造する装置を開発
カナダのウォータールー大学は9月11日、同大学と香港理工大学の共同研究チームが、太陽エネルギーの93%を利用して海水から飲料水を製造する装置を開発したと発表した。 海水淡水化は、世界の人口と水消費量の急速な増加によ…詳細を見る -
折り曲げても半分に切断しても動き続けるリチウム硫黄電池――より安全で安定したサイクル寿命の新しい電池設計
中国の電子科技大学を中心とする研究チームは、既存の充電式電池の安定性と安全性を向上させるため、改良型硫化鉄カソードを採用したリチウム硫黄(Li-S)電池を設計した。あるプロトタイプは充放電サイクル300回以上でも高い安定…詳細を見る -
持ち運び作業の疲労を軽減する膝用アシストスーツを発表 米ミシガン大学
米ミシガン大学の研究チームは2024年9月18日、持ち運び作業の疲労を軽減する膝用外骨格型アシストスーツを発表した。 同製品は、市販の膝関節用装具とドローン用モーターで作られており、大腿四頭筋をサポートする。背中用…詳細を見る -
化学燃料で回転する超分子モーターを開発
ミュンヘン工科大学の研究チームは、化学燃料で回転運動を生み出す超分子レベルの人工モーターを開発した。特殊な分子で構成された、小さなリボン状のモーターで、エネルギーが加えられるとリボンがらせん状に丸まり、小さなチューブ状に…詳細を見る -
電動ハイブリッド型ジェットエンジンを開発中 NASAとGE Aerospace
アメリカ航空宇宙局(NASA)は2024年9月17日、ハイブリッド熱効率コア(Hybrid Thermally Efficient Core: HyTEC)プロジェクトの一環として、米GE Aerospaceと共同で開発…詳細を見る -
極低温の原子気体を用いて、減衰しにくい磁気の流れを生み出す機構を発見 理化学研究所ら
理化学研究所(理研)は2024年10月21日、早稲田大学、東京大学、中国科学院大学と共同で、極低温の原子気体を用いて、減衰しにくい磁気の流れを生み出す機構を発見したと発表した。 理研によると、絶対零度近くまで冷やし…詳細を見る -
ガラス上で稼働し、美観を損ねない透明な太陽電池――接続部や配線の問題を克服
韓国の蔚山科学技術大学校(UNIST)の研究チームは2024年9月11日、透明な太陽電池を使用して建物や自動車の窓、モバイル機器の画面などのガラス上で発電する技術を発表した。 透明な太陽電池(TSCs:Transp…詳細を見る -
ハイブリッド電気自動車向け1.2リッターエンジンの生産開始 HORSE Powertrain Solutions
HORSE Powertrain Limitedの一部門である、HORSE Powertrain Solutionsが2024年9月19日、プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)で使用する1.2リッター3気筒ターボ…詳細を見る -
過酷な環境に挑む炭素圧延被覆平鋼材「ZMAG」――太陽光発電/自動車分野で耐久性を強化
アメリカの大手鉄鋼メーカーUS Steelは2024年9月9日、過酷な環境に耐える炭素圧延被覆平鋼材「ZMAG」を発表した。ZMAGは、従来の製品に比べて強度、弾力性、耐久性に優れ、太陽光発電、自動車、建設分野で信頼性と…詳細を見る -
熱伝導度の低減による熱電特性向上のメカニズムを原子スケールで解明 九州大
九州大学は2024年10月18日、走査型透過電子顕微鏡を使い、熱電材料であるテルル化スズ(SnTe)に添加された銅原子の位置を、原子スケールで特定することに成功したと発表した。これによって、多様な銅原子由来の欠陥がSnT…詳細を見る