カテゴリー:技術ニュース
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固体電池「Goliath P1」が釘刺し試験の安全性でリチウムバッテリーを圧倒 英Ilika
固体電池技術の開発に特化した英国のスタートアップ企業Ilikaは2024年9月5日、固体電池プロトタイプ「Goliath P1」が独立専門評価機関による安全性試験で、リチウムイオンバッテリーと比較して優れた安全性を有する…詳細を見る -
電気を使わない高効率な放射冷却装置を開発――温度に応じて冷却能力を動的に変化
北京理工大学の研究チームが、周囲の温度に応じて冷却能力が動的に変化する放射冷却装置を開発した。熱を直接空間に放出する放射冷却材料が用いられており、電気など追加のエネルギーを必要としない。 世界的な気候変動とエネルギ…詳細を見る -
微生物が二酸化炭素などからタンパク質と葉酸を生成――約6gで1日分の葉酸摂取量に
独テュービンゲン大学などの研究チームが、微生物を利用して二酸化炭素、酸素、水素からタンパク質とビタミンB9(葉酸)を同時に生成する技術を開発した。生成物は、栄養価の高い代替タンパク質源として利用でき、増加する世界人口を養…詳細を見る -
排ガス削減と燃費向上を目指す、小型ディーゼルエンジン用燃料噴射システム「CR350」
エンジンの燃料システムを製造する米PHINIAは2024年9月12日、オフハイウェイ(不整地)用の小型ディーゼルエンジンに向けた、電子制御低圧コモンレール噴射システム「CR350」を、エンジンを製造する米Kohler E…詳細を見る -
8輪駆動の自律走行型武装車両「ATLAS」を発表 豪BAE Systems Australia
防衛装備を開発する豪BAE Systems Australiaは、2024年9月11日、無人地上車両「ATLAS(Autonomous Tactical Light Armour System)」を発表した。ATLASは…詳細を見る -
船舶向けとして最高エネルギー密度で急速充電が可能なバッテリーシステムを発表 ドイツの新興企業
ドイツの新興企業TESVOLT OCEANは、海運業向けとしては最軽量で最高のエネルギー密度を持ち、急速充電が可能な「Kaptein」バッテリーシステムを開発。2024年9月3日〜6日にドイツのハンブルクで開催された国際…詳細を見る -
鉄の海洋散布により二酸化炭素を除去する「海洋鉄肥沃化」技術
気候変動への対策として、温室効果ガスの排出削減に取り組むだけでなく、すでに大気中に放出された二酸化炭素を除去する必要がある。海洋の炭素貯蔵能力は非常に高く、大気の50倍以上、陸上植物と土壌の合計の15~20倍に達するとい…詳細を見る -
Silfab Solarの次世代太陽光パネル――30年後でも初期性能の約90%を維持
カナダの太陽光パネルメーカーSilfab Solarは、2024年9月、次世代のN型太陽電池技術を採用した高性能両面パネル「Silfab Utility」シリーズを発表した。同シリーズは最大出力(620~640W)の違い…詳細を見る -
米海軍、3Dプリンターを活用した固体ロケットモーターの設計/製造ソリューションに出資
ロケット推進装置開発を手掛ける米Ursa Majorが2024年9月18日、固体ロケットモーター(SRM)の設計/製造における新しいソリューション「Lynx」の確立に向け、米海軍と1250万ドル(約18億6900万円)の…詳細を見る -
酸化モリブデンとカーボン系の複合粒子を合成できるプロセスを開発 名古屋工業大学
名古屋工業大学は2024年10月15日、同大学生命・応用化学類の研究グループが、常温かつ短時間で酸化モリブデンとカーボン系の複合粒子を合成できるプロセスを開発したと発表した。 安価で衛生的な飲料水を供給する手段とし…詳細を見る