カテゴリー:技術ニュース
-
プリント後に造形物の形を変えられる3Dプリント方法を開発 米ライス大
米ライス大学は、2020年6月9日、3Dプリント後に造形物の形を変えられるプリント方法を開発したと発表した。この方法で3Dプリントした造形物は、温度変化や、電流、圧力に反応して変形するという。研究者らは、この方法を「反応…詳細を見る -
数学的概念を自動的に図式化するツールを開発 カーネギーメロン大
米カーネギーメロン大学は、2020年6月2日、数学的概念を自動的に図式化するツールを開発したと発表した。このツールを使えば、誰でも数学の抽象概念を具体的な図形に変換することができるという。研究成果は、2020年8月にオン…詳細を見る -
汎用樹脂がマイクロファイバー化で高度の逆圧電的特性を示すことを発見――圧力センサやアクチュエータの低コスト/大面積化に期待 京都工芸繊維大ら
京都工芸繊維大学の石井佑弥助教、産業技術総合研究所の延島大樹研究員、植村聖研究チーム長ら共同研究チームは2020年6月30日、汎用樹脂のマイクロファイバーで高度の電気機械特性を発見したと発表した。世界に先駆けて、膜状態で…詳細を見る -
高速/精密に銅コーティングできる青色半導体レーザー複合加工機を開発――ウイルスリスク低減による公衆衛生環境への活用 阪大、ヤマザキマザックら
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2020年7月1日、大阪大学、ヤマザキマザック、島津製作所と共同で、高輝度青色半導体レーザーを活用し、銅を高速/精密にコーティングできるハイブリッド複合加工機を開発したと発…詳細を見る -
4000℃以上に耐えるセラミック耐熱材料を開発――航空宇宙分野での活用が期待
ロシアの国立科学技術大学(NUST-MISIS)の研究チームが、現在知られている中で最も高い融点を持つセラミック耐熱材料を開発した。ハフニウム‐炭素‐窒素の三元系粉末を燃焼合成法によって作成し、放電プラズマ焼結によって固…詳細を見る -
使用済みニッケル水素電池のリサイクル法を考案――電極材は再利用で性能アップも
スウェーデンのストックホルム大学の研究チームは、使用済みのニッケル水素(NiMH)電池から水素貯蔵合金(メタルハイドライド)をリサイクルする方法を開発した。シンプルな工程ながら、回収した合金を再利用して元の電池よりも良好…詳細を見る -
スタンプのように必要な部位のみにめっき処理を施す技術を開発――廃液の排出量を約30分の1に削減 トヨタ、ミカドテクノス、兼松
トヨタ自動車は2020年6月30日、スタンプを押すように、めっき処理を要する部位のみにめっき処理を施す技術を開発したと発表した。金属イオンを通す高分子膜(固体電解質膜)を用いるもので、同社によると世界初だという。 …詳細を見る -
フォトニック結晶レーザーを搭載した光測距システム(LiDAR)を開発――レンズ無しで高い分解能を発揮 京都大学と北陽電機
京都大学は2020年6月30日、同大学工学研究科の研究グループが北陽電機と共同で、フォトニック結晶レーザーを搭載した光測距システム(LiDAR)を開発したと発表した。同発表によると、世界初の成果だという。 同研究グ…詳細を見る -
SSCハイパーカー「Tuatara」、時速60マイルから120マイルまでわずか2.5秒で到達
アメリカ製スーパーカー「Tuatara(トゥアタラ)」が、わずか2.5秒で時速60マイル(約96.6km)から時速120マイル(約193.1km)に達する驚異の加速度を記録したと伝えられている。 Tuataraは、…詳細を見る -
グラフェンを用いた再利用可能な光電陰極電子源用基板を開発――先端的加速器や電子顕微鏡への応用に期待 名古屋大学ら
名古屋大学は2020年6月29日、米国ロスアラモス国立研究所などと共同で、グラフェンを用いた半永久的に再利用可能な光電陰極電子源用基板を開発したと発表した。 今回開発には上記の他に、高エネルギー加速器研究機構、自然…詳細を見る