カテゴリー:技術ニュース
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ハンドスピナーの原理を使った尿路感染症検出器を開発――無電源で病原体を検出、同定する
蔚山科学技術大学校の研究グループは、ハンドスピナーの原理を応用して、手動で尿路感染症の診断と抗菌薬感受性検査を高感度かつ迅速に行える手法を開発した。研究成果は、『Nature Biomedical Engineering…詳細を見る -
造形後の加熱で体積が40倍に膨張するSLA方式造形樹脂を開発
カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームが、3Dプリント後に加熱することで最大40倍の体積まで膨張する新素材を開発した。研究成果が2020年4月8日付『ACS Applied Materials&Interfaces…詳細を見る -
単純、低コストで繰り返し着脱できる接着構造の製造プロセスを開発――ハエの脚裏を参考に NIMSら
物質・材料研究機構(NIMS)は2020年6月11日、北海道教育大学、浜松医科大学と共同で、「接着と分離を繰り返せる接着構造」を単純、低コストで製作できる新しい製造プロセスの開発に成功したことを発表した。ハエの脚裏にある…詳細を見る -
超精密切削加工による単結晶微小光共振器、世界最高という1.4億の高Q値を達成 慶應義塾大学
慶應義塾大学は2020年6月11日、微小光学素子を超精密切削加工のみで製作し、トップダウンで作製した単結晶微小光共振器がQ値1.4億の光学性能を達成したと発表した。この光学性能は世界最高の値だという。 微小光共振器…詳細を見る -
グラフェンを活用して、玉虫色に発光するフォトニック結晶を開発――次世代型スマートセンサーに応用可能
イギリスのサリー大学とサセックス大学の共同研究チームが、高分子コロイド集合体に少量のグラフェンを分散させることにより、機械的または熱的刺激に敏感に応答して、発光色を変化させるフォトニック結晶を開発した。あたかも蝶や孔雀の…詳細を見る -
5Gのその先へ――テラヘルツ波領域で駆動する共鳴トンネルダイオードを開発
5G(第5世代移動通信システム)サービスが始まりつつあるが、米海軍研究所(NRL:Navy Research Laboratory)の研究チームは、5Gのスピードを超えるテラヘルツ帯で動作するデバイスを開発した。窒化ガリ…詳細を見る -
低温域で世界最高水準のプロトン伝導度を示す新材料を発見――燃料電池やセンサーなどへの応用に期待 東工大
東京工業大学理学院化学系の村上泰斗特任助教と八島正知教授ら研究グループは2020年5月26日、中低温域で世界最高水準のプロトン(H+、水素イオン)伝導度を示す新材料「Ba5Er2Al2ZrO13」を発見したと発表した。豪…詳細を見る -
固体面を駆けるソフトロボット「LEAP」――チーターのバイオメカニクスがヒント
チーターの生物力学(バイオメカニクス)に着想を得て、固体面や水中で従来よりも速く移動できる新しいタイプのソフトロボットを開発した。この研究は、ノースカロライナ州立大学、テンプル大学などによるもので、2020年5月8日、『…詳細を見る -
汗で発電する、ウェアラブルデバイス向けにサステナブルなスーパーキャパシタを開発
グラスゴー大学の研究グループは、電解質として汗を用いた柔軟性のあるスーパーキャパシタを開発した。電極には、柔軟性に優れているポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン):ポリスチレンスルホン酸(PEDOT:PSS)を使用し…詳細を見る -
特殊部隊が実戦で使用する軍用スマートフォン――サムスン、「Galaxy S20 Tactical Edition」を発表
サムスンは軍用スマートフォンの「Galaxy S20 Tactical Edition」を発表した。前モデル「Galaxy S9 Tactical Edition」の後継機という位置づけで、戦術作戦で特殊部隊によって使用…詳細を見る