カテゴリー:技術ニュース
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ゲーミングやウェアラブルを革新する――グラフェンリボンを使った世界最小の加速度計
スマートフォンに使われる加速度計は、一般的にMEMS(微小電気機械システム)技術で作られているが、スウェーデン王立工科大学(KTH)は、ドイツのアーヘン工科大学と共同で、MEMSより2桁小さいNEMS(ナノ電気機械システ…詳細を見る -
独自開発の触媒を用いて高価な重水素を安価な原料から製造――ギ酸と重水を原料とし特殊な重水素の選択的な作り分けに成功 阪大とJST
大阪大学は2019年9月25日、JST戦略的創造研究推進事業において、同大学の研究グループが、独自に開発した触媒を用いて安価なギ酸(HCOOH)と重水(D2O)を原料として、高価な重水素(D2およびHD)を選択的に作り分…詳細を見る -
IoTシステムを簡単に創れるプラットフォーム「Leafony」を一般公開――IoT向けの新しい応用の開拓を容易に 東大
東京大学は2019年9月26日、同大学のグループが、IoT向けのシステムを誰でも容易に創造できるプラットフォーム「Leafony(リーフォニー)」を、同日から一般公開すると発表した。 Leafonyは2cm角程度の…詳細を見る -
星の誕生に迫る、NASAのウェッブ宇宙望遠鏡
NASAは、「ハッブル宇宙望遠鏡(HST)」の後継機、「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)」の打ち上げを2021年に予定している。ハッブル宇宙望遠鏡は、1990年4月にスペースシャトル・ディスカバリーで打ち上げら…詳細を見る -
熟練技術者の経験やノウハウを見える化した品質課題解決手法を確立――技術伝承を促し、開発期間を短縮 富士ゼロックス
富士フイルムグループの富士ゼロックスは2019年9月25日、品質課題の要因を特定する独自の品質課題解決手法を確立したと発表した。 製造業の現場では、熟練技術者の経験やノウハウが言語化されずに蓄積されている。しかし、…詳細を見る -
バッテリー不要で通信できる――MIT、環境発電で作動する水中通信システムを開発
米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、バッテリー不要の水中通信システムを開発した。長期間にわたる海洋温度や海洋生物のモニタリングが可能になるだけでなく、遠く離れた惑星など過酷な環境でのセンシングへの適用も期…詳細を見る -
携帯基地局のマイクロ波を電力変換、対象エリアを10倍以上に広げる高感度ダイオードを富士通らが開発
富士通と首都大学東京は2019年9月24日、微弱なマイクロ波を電力に変換する高感度なナノワイヤバックワードダイオードを開発したと発表した。一般的に電力変換に用いられるショットキーバリアダイオードと比べ、約11倍の感度を持…詳細を見る -
発電細菌を使った微生物燃料電池システムを共同開発――電源として、CO2センサーの駆動に成功
農研機構と旭化成エレクトロニクスは2019年9月24日、微生物燃料電池(MFC:Microbial Fuel Cell)と、MFCが発電した電力を効率的に回収するエナジーハーベスタを組み合わせたMFCシステムを共同開発し…詳細を見る -
磁気を使って遠隔操作――脳血管をすり抜けるほど細い糸状ロボットを開発
米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、糸の様に細く磁気で制御できるロボットを開発した。生体適合性のあるハイドロゲルで覆われており、狭く曲がりくねった脳血管を傷つけることなく患部に到達できる。患者の負担が軽減…詳細を見る -
固体物理蓄電体の電子吸着部分の形状の制御に成功――アモルファス金属と二酸化炭素ナノバブルを利用 東北大学
東北大学未来科学技術共同研究センターは2019年9月20日、次世代電気二重層キャパシタである固体物理蓄電体の電子吸着部分の形状を制御することに成功したと発表した。 今回の研究は、東北大学工学部創造工学研修(工学部1…詳細を見る