カテゴリー:技術ニュース
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世界最高周波数で動作するマイクロ波ワイヤレス給電回路を開発――筑波大と福井大
筑波大学は2019年1月29日、福井大学と共同で、既存研究において世界最高周波数の303GHzで動作するレクテナ回路を開発し、ワイヤレス給電実験に成功したと発表した。 電波によるワイヤレス給電方式は「置くだけ充電…詳細を見る -
リコー、インクジェット技術を用いて自由な形状のリチウムイオン電池を製造する技術を開発
リコーは2019年1月29日、インクジェット技術を用いてリチウムイオン二次電池を自由な形状で製造する技術を開発したと発表した。 従来の電池電極は、セラミックスなどの電極材料を混ぜ込んだ高粘度のペーストをスリットから…詳細を見る -
超高速高効率次世代磁気メモリー技術――フェムト秒レーザーでデータを書き込む
アイントホーフェン工科大学の研究チームが、光ディスクと磁気ディスクの両方の長所を併せ持つ、ハイブリッドなメモリー技術を開発した。フェムト秒レーザーの単パルスにより、高速かつ高いエネルギー効率でデータを磁気メモリーに書き込…詳細を見る -
ナノメートルの流路を用いて、温度差から発電と蓄電を行う技術を開発――IoTセンサーのバッテリーフリー化に期待 東北大
東北大学は2019年1月28日、ナノメートルレベルの微細な流路(ナノチャンネル)における電解液のイオン伝導を利用して、温度差から発電と蓄電を行う技術を開発したと発表した。 今後IoTが浸透していく中で、各所に設置さ…詳細を見る -
自然のタンパク質膜を使った人工光合成による水素生産――設計の美はシンプルであること
再生可能エネルギーに関する研究を行うアメリカのエネルギー省(DOE)国立アルゴンヌ研究所では、植物の光合成を応用して水素を生産する研究が行われている。 光合成プロセスには、葉緑体のチコライド膜に埋め込まれたタンパク…詳細を見る -
金の5倍の強度を持つ金箔、金ナノ粒子とセルロースの自発結合で作成
大阪府立大学は2019年1月25日、金ナノ粒子(AuNP)と植物由来セルロースナノファイバー(CNF)の自発結合を利用し、金の5倍の強度を持つ金箔を作成する技術の開発に、同大大学院工学研究科の椎木弘准教授らの研究グループ…詳細を見る -
電子相関が強い場合でも電子移動度が高いディラック半金属を発見――理研と東大
理化学研究所(理研)は2019年1月25日、東京大学と共同で、電子間に働くクーロン相互作用(電子相関)が極めて強い場合でも、電子の移動度が極めて高い「ディラック半金属」の状態が、ペロブスカイト型結晶構造を持つイリジウム酸…詳細を見る -
ケースレスで軽量化に寄与する構造バッテリー――人間の関節もドローンのバッテリーも「軟骨」が鍵
ミシガン大学は2019年1月10日、ドローンの両翼や電気自動車のバンパーなどにエネルギーを蓄積できる「構造バッテリー」のプロトタイプを開発したと発表した。開発された構造バッテリーは電解質が「軟骨」に似た固体素材で、固い金…詳細を見る -
日立金属ネオマテリアル、リチウムイオン電池用クラッド端子を開発――リチウムイオン電池の信頼性向上、工数削減、軽量化に貢献
日立金属ネオマテリアルは2019年1月24日、アルミニウム/銅(Al/Cu)クラッド材を加工したクラッド端子を開発したと発表した。クラッド端子は、過酷な環境下で使用される車載用リチウムイオン電池(以下、LIB)の接続信頼…詳細を見る -
重希土類フリーの埋込磁石型モーターを開発――レアアースの使用を抑えて性能向上
ジェイテクトは2019年1月24日、重希土類を用いないことでレアアースの使用を抑え、さらに独自技術で製造工程を簡略化し、製品性能を向上させた埋込磁石型モーター(IPMモーター)を開発したと発表した。 焼結磁石を用い…詳細を見る