カテゴリー:技術ニュース
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電気で潤うコンタクトレンズを開発――バイオ電池搭載コンタクトレンズで電気浸透流による保湿効果を実証 東北大学
東北大学は2019年11月29日、電気浸透流の発生効率が高く成型性にも優れるハイドロゲル素材を開発し、それをコンタクトレンズに用いると、通電によってレンズ内に水流が発生し、乾燥速度が低下することを実証したと発表した。 …詳細を見る -
50年来の信号処理に関する謎が解かれる、逆高速フーリエ変換がついに一般化
アメリカのアイオワ州立大学電気コンピューター工学科准教授のAlexander Stoytchev氏と博士課程学生のVladimir Sukhoy氏は、信号処理の肝と言われる高速フーリエ変換(Fast Fourier tr…詳細を見る -
疲労と眠気を検出できるハンドルカバー――次世代型ドライバー安全システム「TriSense」
居眠り運転は、死亡事故につながる危険な行為だ。米運輸省道路交通安全局によると、2013年から2017年までに、居眠り運転と推測される車両事故で4000人以上が死亡している。 そこでパデュー大学発スタートアップのVa…詳細を見る -
2次元形状に連結できるキューブ型4極マグネットモジュールを開発
チューリッヒ工科大学の研究チームが、2次元形状に組み立てられる、一辺が約2mmのキューブ型磁性ブロックを考案した。2対のSN極を組み合わせた4極マグネットであり、多数のブロックを密接に配置することにより、任意の2次元形状…詳細を見る -
発光特性を切り替えられるメカノクロミック色素を開発――機械的刺激で可逆的に変色
横浜国立大学大学院 工学研究院の伊藤傑准教授らの研究グループは、機械的刺激を加えることで、紫外線照射下での発光波長が劇的に変化し、室温下では数秒程度で元に戻る「メカノクロミック色素」を開発した。研究成果は2019年9月1…詳細を見る -
新材料の「温めると縮む」効果、2つのメカニズムの同時発生で高まることを発見――精密な位置決めが必要な工程に対応 東工大ら
東京工業大学は2019年11月28日、同大学と近畿大学、量子科学技術研究開発機構(量研)らの研究グループが、ニッケル酸ビスマス(BiNiO3)と鉄酸ビスマス(BiFeO3)の固溶体(複数の化合物が均一に溶け合って、単相の…詳細を見る -
スクリーン印刷技術を活用して有機トランジスタ大規模集積回路を製造
スウェーデンのリンショーピング大学は、2019年11月11日、同大の有機エレクトロニクス研究所(LOE)がResearch Institutes of Sweden(RISE)と共同で、100以上もの有機電気化学トランジ…詳細を見る -
Bloodhound、超音速車の最速記録を更新し時速904kmを達成
イギリスのBloodhound Land Speed Record (LSR)が、2019年11月15日、超音速車の試験走行で自身の最速記録となる時速562マイル(約904km)を達成したと発表した。なお、世界最高速度記…詳細を見る -
アルミニウムが強塩基となる分子を合成――強制的に強塩基とする手法を開発 名古屋大学
名古屋大学は2019年11月26日、典型的な酸として知られるアルミニウムが強い塩基として作用する分子を新たに発見したと発表した。 中和反応では、塩基が持つ電子を酸に含まれる水素イオンが受け取ることで水分子が生じる。…詳細を見る -
n型i-TOPCon太陽電池セルで変換効率23.22%の新記録を達成――低コストな量産プロセスで製造 トリナ・ソーラー
中国大手太陽光発電メーカーのトリナ・ソーラーは2019年11月27日、n型i-TOPCon太陽電池セルで変換効率23.22%の世界記録を達成したと発表した。 記録を達成したn型i-TOPCon(量産型 Tunnel…詳細を見る