カテゴリー:技術ニュース
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「ワインの涙」を起こすマランゴニ対流に関する新しい数学的考察
仏ボルドー大の研究者は、「マランゴニ対流(Marangoni-flow)」として知られている現象を数学的アプローチから解析したと発表した。液体と空気の界面で温度勾配によって発生する動きを、液体の深さや不純物の濃度に焦点を…詳細を見る -
廃棄物だった魚の皮とウロコで、サスティナブルな生分解性バイオプラスチック「MarinaTex」を開発
英サセックス大学の学生が、魚の皮とウロコ、海藻を使って生分解性バイオプラスチック「MarinaTex」を開発、ジェームズダイソン財団が主催する「JAMES DYSON AWARD 2019」の国際最優秀賞を受賞した。Ma…詳細を見る -
単層グラフェンの特異な光吸収プロセス、光エネルギーが局在化したナノ領域光電場内で観測 北海道大
北海道大学は11月26日、単層グラフェンを金属ナノ構造表面に配置し、その金属構造が作り出すナノ光源を利用することで、グラフェンが本来は示さない光吸収プロセスを発現しうることを明らかにしたと発表した。 光は無尽蔵なエ…詳細を見る -
ピコ秒以下の超高速、低消費エネルギーで動作する全光スイッチを開発――グラフェンと光ナノ導波路を組み合わせて実現 NTTと東工大
NTTは2019年11月26日、東京工業大学と共同で、プラズモニック導波路という幅と高さが数10nmの光導波路にグラフェンを組み合わせ、ピコ秒(1兆分の1秒)以下の超高速、低消費エネルギーで動作する全光スイッチ(光で光信…詳細を見る -
リアル「アイアンマン」、ジェットエンジンスーツ装着時最高速度のギネス世界記録を更新
アイアンマンのように空を飛べるスーツ「Gravity Jet Suit(グラビティ・ジェット・スーツ)」の開発者Richard Browning氏は、2019年11月14日、自身が2017年11月に樹立したギネス世界記録…詳細を見る -
ロッキード・マーティン、米空軍向けにレーザー兵器システム「ATHENA」を実演
航空宇宙関連大手ロッキード・マーティンは先ごろ、オクラホマ州フォート・シルにある試射場で、米空軍向けにレーザー兵器システムの射撃試験を実施、多数の固定翼機とマルチコプター・ドローンを撃墜した。 このシステムは、AT…詳細を見る -
青色EL材料として高い特性を示す有機ホウ素化合物を開発――青色有機ELの低コスト化に期待 茨城大など
茨城大学は2019年11月25日、九州大学および京都大学と共同で、有機ホウ素化合物を活用した、高い発光効率と色純度を持つ有機EL向け青色蛍光体を開発したと発表した。 有機ELは、軽く、フレキシブルで、輝度、コントラ…詳細を見る -
人の動きで発電する透明な摩擦帯電型発電シートを開発――自己給電型ウェアラブルデバイスなどへの応用に期待 名古屋大
名古屋大学は2019年11月21日、摩擦帯電現象を利用した、高い透明性と伸縮性を持つ発電シートを開発したと発表した。 IoT社会の到来によってセンサー類の需要が増え、電池に代わる交換不要な電源の開発が望まれている。…詳細を見る -
MIT、操縦者の動きを模倣する2脚ロボットを開発
米マサチューセッツ工科大(MIT)の研究チームは、下肢の動きとバランスに特化した2脚ロボット「Little HERMES(リトルヘルメス)」を開発した。新しく開発した「バランスフィードバック」技術を搭載し、オペレーターの…詳細を見る -
鉄道の架線トラブルを軽減――リアルスケールの精密な放電シミュレーション技術を開発 東京都市大学
東京都市大学は2019年11月22日、鉄道車両のパンタグラフなどが離線することに伴う「アーク放電」の現象を解明し、これらを防ぐための精密な3次元シミュレーション技術を開発したと発表した。 鉄道における離線アークは、…詳細を見る