カテゴリー:技術ニュース
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「ゴム製コンピューター」を使ったソフトロボットを開発 ハーバード大
ハーバード大の研究チームは、ソフトロボット向けに空気圧で動作するゴム製の論理ゲートを作製した。金属をまったく使わないソフトロボットは、安価で製造が容易なほか、丈夫で耐久性があり、何よりも柔らかいので人間が接触しても重大な…詳細を見る -
燃料電池向け高反応率/低稼働温度の空気極材料開発――SOFCの稼働温度を200℃低減 中部大学
中部大学は2019年4月22日、従来よりも反応率が高く、かつ低温稼働が可能な、燃料電池向けの空気極材料を開発したと発表した。 燃料電池には、主に固体高分子型燃料電池(PEFC)と固体酸化物形燃料電池(SOFC)の2…詳細を見る -
特定の波長の光では不可視になる単一物質円柱構造を発見――光や電波と干渉しないデバイス等への応用に期待 東工大
東京工業大学は2019年4月22日、特定光で観測できない不可視な単一物質の円柱構造を発見したと発表した。 物質や構造を不可視化する技術が注目を集めている。ここでいう不可視な構造とは、構造が透明で、かつ光が照射された…詳細を見る -
金属粉末射出成形の国内市場規模、2018年度は10.2%増の約135億円に 矢野経済研究所
矢野経済研究所は2019年4月19日、樹脂成形技術と粉末冶金の技法を組み合わせた金属部品製造技術である金属粉末射出成形(MIM:Metal Injection Molding)について調査し、その国内市場規模の推移、関連…詳細を見る -
揺動環境下での耐フレッチンググリース、耐熱性の確保と耐摩耗性の向上を両立 日本精工
日本精工(NSK)は2019年4月18日、揺動環境下で使用される自動車向け深溝玉軸受の耐摩耗性を、耐熱性を確保しながら向上するために成分の配合を最適化した「揺動環境下での耐フレッチンググリース」を開発したと発表した。20…詳細を見る -
33は3つの立方数の和で表せるのか――64年来の数学上の難題が解かれる
ブリストル大学の数学者Andrew Booker氏が、33を3つの立方数の合計で表すこと、すなわち33=x³+y³+z³という方程式の解を求めることに成功した。16桁(1000兆)という正と負の整数の組み合わせを効率的に…詳細を見る -
倉庫作業の自動化を可能にする荷捌きロボット「Handle」を公開 ボストン・ダイナミクス
ボストン・ダイナミクスが、2足歩行する恐竜を彷彿させる倉庫作業ロボット「Handle」の動画をYouTubeで公開した。 Handleは、物流倉庫用に設計された移動式ロボットだ。印が付けられたパレットを機上のビジョ…詳細を見る -
セルロースの固有複屈折を解明――光学部材としての本格的な活用に期待 阪大
大阪大学は2019年4月17日、同大学の研究グループがセルロースの基礎的な光学制御性能である「固有複屈折」を解明したと発表した。 木材などから得られるセルロースナノファイバーは、成膜すると柔軟で高強度かつ低熱膨張性…詳細を見る -
航空機向け真空圧成形プリプレグを開発――オートクレーブを使用しない実物大部材成形で高品質を実証 東レ
東レは2019年4月18日、中間素材として、高温高圧釜(オートクレーブ)を使用せずとも高品位で力学特性に優れた炭素繊維強化プラスチック(Carbon Fiber Reinforced Plastics、以下CFRP)成形…詳細を見る -
エンジンの駆動中における、ピストン内部での潤滑油の挙動の可視化とシミュレーションに成功 東海大
東海大学は2019年3月26日、乗用車用エンジンの駆動中において、ピストン内部で生じる潤滑油の挙動を可視化するとともに、その動きをシミュレーションすることに世界で初めて成功したと発表した。 自動車用エンジン内部では…詳細を見る