カテゴリー:技術ニュース
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コバルト不要の超高エネルギー密度リチウムイオン電池を実現 東京大学
東京大学は2023年10月20日、環境負荷が大きく高価なコバルトを一切含まないにもかかわらず、従来よりも1.6倍高いエネルギー密度を有するリチウムイオン電池を実現したと発表した。地政学的リスクの高いコバルトを使わずに、高…詳細を見る -
フロー式によるギ酸からの発電システムを開発 産総研と筑波大の研究グループ
産業技術総合研究所は2023年10月20日、筑波大学との研究グループが、フロー式によるギ酸からの発電システムを開発したと発表した。ギ酸は水素の供給源として期待されているが、研究グループはギ酸から水素をつくる触媒を見直し、…詳細を見る -
Caltech、全天マップを作成する宇宙望遠鏡「SPHEREx」を公開
カリフォルニア工科大学(Caltech)のケイヒル天文学・天体物理学センターの地下研究室で、小型で強力な望遠鏡「SPHEREx」が一連の厳しいテストを受けている。 カリフォルニア工科大学の物理学教授で、SPHERE…詳細を見る -
Volvo Cars、ディーゼルエンジン車の生産を2024年で終了すると発表
スウェーデンのVolvo Carsは2023年9月19日、ニューヨークで開催された気候変動イベント「Climate Week」において、自社の全てのディーゼルエンジン搭載モデルの生産を、2024年初頭までに終了すると発表…詳細を見る -
MIT、長距離信号電送が可能な水中通信システムを開発――既存手法の約100万分の1の電力で稼働
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者らが、キロメートル規模の長距離を信号伝送できる、超低消費電力水中通信システムを初めて実証した。この研究に関する2つの論文は2023年9月10〜14日に米コロンビア大学で開催された…詳細を見る -
落とさずにつかんだものを回し続けられる、ロボットハンド制御技術を発表 パナソニック コネクト、中央大学
パナソニック コネクトは2023年10月19日、中央大学理工学部と共同で、つかんだものを落とさずに回し続けられる「ロボットハンド制御技術」を開発したと発表した。ロボットビジョン技術を生かし、フィンガとベルトを対象物の形状…詳細を見る -
米Intel、ガラス基板により1パッケージ1兆個のトランジスタを実装へ
米Intelは2023年9月18日、2020年代末に向けたガラス基板の商業化の進捗状況を発表した。同社によれば、ガラス基板は「次世代の半導体にとって実行可能で不可欠な次のステップ」であり、より多くのトランジスタをパッケー…詳細を見る -
防弾チョッキを超える強度――遺伝子組み換えカイコで「クモの糸」の生産に成功
中国の研究チームは、クモの糸を生産する遺伝子組み換えカイコを作製し、防弾チョッキに使用されるケブラーより6倍も丈夫な繊維を作ることに成功した。ナイロンなどの合成繊維に代わる、環境に優しい繊維を製造できる技術だ。完全長のク…詳細を見る -
皮膚温度を変化させずに非接触で仮想的冷感を与える技術を開発 筑波大学
筑波大学は2023年10月18日、同大学システム情報系の研究グループが、皮膚の温度を実質的に変化させずに、非接触で仮想的冷感を与える技術を開発したと発表した。バーチャルリアリティ(VR)世界にて、瞬間的な温度感覚だけでな…詳細を見る -
従来のセンシング/通信システムに代わる、超軽量の太陽電池式高高度無人航空機システム
英BAE Systemsは、高高度を長期間滞空できる無人航空機「PHASA-35」が高度6万6000フィート(約20.1km)以上に到達し、成層圏飛行試験を成功させて無事に着陸したことを発表した。 PHASA-35…詳細を見る