カテゴリー:海外ニュース
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偵察機の副操縦士はAI――米空軍、ミサイル攻撃の偵察任務を想定した飛行に成功
アメリカ空軍が、軍用機の副操縦士役を人工知能(AI)に任せた飛行に、初めて成功した。2020年12月15日、スパイ偵察機U-2に搭載されたAIアルゴリズム「ARTUµ」は、パイロットのVudu少佐と共にビール空軍基地を飛…詳細を見る -
ワイヤレスでバッテリー不要な極薄型歪センサーを開発――従来の10倍の感度を達成
シンガポール国立大学(NUS)の研究チームが、従来の10倍の感度で微小な歪を測定できるナノセンサーを開発した。極薄かつバッテリー不要で、ワイヤレスでフィードバック送信できるため、精密加工用ロボットアーム、ウェアラブルやソ…詳細を見る -
人間の意思決定に対するロボットの関与に関する研究――ロボットの励ましも人の心に響く反面、危険な行動を促す恐れも
仲間から励まされると、辛いことでも乗り越えようと頑張れる。一方、危険な行為だと分かっていても仲間からけしかけられて、ついやってしまうこともある。もし、けしかけてくるのが人ではなくてロボットのPepperでも、私たちは彼ら…詳細を見る -
MIT、時系列データから異常値を効率的に検出するAIモデルを作成
米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、ディープラーニングを利用して時系列データから効果的に異常値を検知する新しいフレームワーク「TadGAN」を発表した。誰でもベンチマークツールとして利用できるように、コー…詳細を見る -
ヒトの皮膚の自然な機能を模倣でき、丈夫で伸縮性のある電子スキンを開発
アブドラ王立科学技術大学の研究チームは、温度感覚や触覚などヒトの皮膚の自然な機能を模倣できる耐久性のある電子皮膚を開発した。シリカナノ粒子で強化したハイドロゲルを基板とし、導電性ナノワイヤーで架橋した2次元材料MXene…詳細を見る -
代替フロンも規制のキガリ改正、CO2換算で約6000億トンもの排出削減につながる?
国際応用システム分析研究所(IIASA)が主導した最近の研究によって、2100年までにCO2排出量に換算して約6000億トンもの温室効果ガスを削減できる可能性があることが明らかになった。なお、2018年のエネルギー起源C…詳細を見る -
MIT、3Dオブジェクト表面の光沢を再現できる3Dプリンターを開発
MITコンピュータ科学・人工知能研究所(CSAIL)の研究チームは、3Dオブジェクト表面の光沢の変化をより忠実に再現する3Dプリントシステムを開発した。より本物に近い美術品の複製や義肢の作製が期待できる。研究結果は、20…詳細を見る -
腰の疲労を29~47%軽減するエクソスーツを開発――モーターやバッテリーに頼らず広背筋の機能に注目
米ヴァンダービルト大学は、腰の筋肉の疲労を平均29~47%軽減できるバックアシスト・エクソスーツを開発したと発表した。エクソスーツは衣服のような形状で、人間の動作や姿勢をサポートする。医療従事者や現場作業員など、身体的に…詳細を見る -
二酸化炭素をジェット燃料へ変換する新たな鉄系触媒を開発
オックスフォード大学の研究チームが、新しい鉄系触媒を用いた水素添加法により、CO2を還元して液体ジェット燃料に変換する方法を考案した。燃焼プロセスと逆の反応を効率的に実現することで、将来的に“カーボンニュートラル”なジェ…詳細を見る -
より効率的なメタン生成方法の概念実証を発表――火星でのロケット燃料用メタン生成実現へ道を開くか
米カリフォルニア大学アーバイン校は、2021年1月4日、理論上、火星の表面でメタンベースのロケット燃料をより効率的に生成できる方法を発見したと発表した。これにより、火星から地球への帰還がさらに実現可能なものになるという。…詳細を見る