カテゴリー:海外ニュース
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MIT、不足する人工呼吸器をより安全に共用する方法を提案
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う人工呼吸器不足に対処すべく、1台の人工呼吸器を2人以上の患者で使えるようにするため、人工呼吸器の管(チューブ)を分岐させるというアイデアを巡って盛んに議論されている。2020年3月下旬に…詳細を見る -
水素をエネルギーとする鉄鋼商業生産の実証に成功――二酸化炭素の排出を大幅に削減
スウェーデンの鉄鋼メーカーOvako ABは、鉄鋼の商業生産において史上初めて、液化ガスなどの化石燃料の代わりに、水素ガスを活用する可能性についてチャレンジした。その結果、水素ガスを簡便かつ柔軟に使用でき、鉄鋼製品の特性…詳細を見る -
FPGAの実習実験をリモートラボで――ドイツの大学が新型コロナウイルス対応で完全オンラインの公開講座を実施
独ボン=ライン=ジーク大学(H-BRS)は、新型コロナウイルス感染拡大防止に対応するため、FPGAによる画像処理についてリモートラボを使って学べる公開講座をオンライン受講できるようにしている。H-BRSのMarco Wi…詳細を見る -
漁業用に十分な強度を持ちながら、紫外線で速く分解するプラスチックを開発――プラスチックによる環境汚染対策
海洋環境で十分な強度を持ちつつ、紫外線によって分解する新しいポリマーが開発された。この研究はコーネル大学によるもので、2020年3月30日、『Journal of the American Chemical Societ…詳細を見る -
体温で発電するウェアラブルデバイスも――熱電発電デバイス向け導電性プラスチックの研究 名古屋大学
名古屋大学は、IoTデバイス向けの体温を利用した発電デバイスの開発へ向けて、その有望な材料である導電性高分子の重要な特性を解明したと発表した。ポリマー内の原子鎖の捻れがほどかれることで、導電性が向上することを示すもので、…詳細を見る -
ボーイング、有人航空機を支援するAIドローン戦闘機「Loyal Wingman」をロールアウト
ボーイング・オーストラリアは2020年5月5日、AIドローン「Loyal Wingman」の初号機を王立オーストラリア空軍に引き渡した。同軍のLoyal Wingman先進開発プログラム向けの3つのプロトタイプのうち最初…詳細を見る -
ZF、公共交通機関向け電動ドライブ「CeTrax」の量産を開始――従来車両の電動化も可能
ドイツの大手自動車部品メーカーであるZFフリードリヒスハーフェン(以下、ZF)は、公共交通向け電動セントラルドライブ「CeTrax」の量産を2020年第3四半期に開始すると発表した。 CeTraxは、最高出力30…詳細を見る -
スマートウォッチで心臓病ケア――モバイルヘルス技術による統合ケアで心房細動患者の再入院率低減を実証
スマートウォッチなどのモバイルヘルス(mHealth)技術を用いた心房細動(AF)ケアが、再入院や血栓症などを引き起こすリスクを軽減することが示された。この研究は、リヴァプール大学およびLiverpool Heart &…詳細を見る -
アストンマーティン、自社設計の3.0LターボV6エンジンを発表――2022年ミッドエンジンハイパーカー「Valhalla」に搭載
アストンマーティンは2020年3月24日、自社設計のV6エンジンの詳細を発表した。 2022年に登場する新型ミッドエンジンハイパーカー「Valhalla(ヴァルハラ)」に搭載される3.0Lターボチャージャー付V6エ…詳細を見る -
電気刺激で距離を伝えるロボット手術支援システムを開発――手術で精密にロボットアームを使う
脳や髪の毛のように細い血管など繊細な組織の手術を行う際は、「確かな手」と常にクリアな視界が重要だ。外科用カメラによって手術中の術者の視界は改善しているが、確かな手はいまだ向上していない。手術支援ロボットのような新しい外科…詳細を見る