カテゴリー:海外ニュース
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自動車向けに炭素繊維を低コストで製造するプロセスを開発――2Dグラフェンを添加して炭素繊維を強化
ペンシルバニア州立大学、バージニア大学、オークリッジ国立研究所などによる共同研究チームが、実験室での実験とコンピューターシミュレーションを組み合わせて、炭素繊維にグラフェンを添加して強度を大幅に向上させる手法を見出した。…詳細を見る -
波と風、太陽を利用するハイブリッド発電――海上浮遊式発電システムを開発
ドイツのSINN POWERは、波力、風力、太陽光発電を組み合わせた海洋プラットフォームを開発した。仕様に合わせて組み合わせが変更可能なモジュール式を採用し、世界初の海に浮かぶハイブリッドプラットフォームになるとしている…詳細を見る -
人間の眼を超える解像度を持つ人工眼球を開発
香港科技大学の研究チームは、人間の眼球を模倣した球形の視覚システムを開発した。ペロブスカイトナノワイヤアレイを人工網膜に高密度に統合することで、高い解像度を実現したもので、ロボット工学や人工眼への応用が期待される。研究結…詳細を見る -
米陸軍、ヘリコプター発射型の無人航空機システムを開発
アメリカ陸軍戦闘能力開発本部(CCDC) Aviation & Missile Centerが、前方発射型の無人航空機システム(UAS)技術を開発し、2020年3月にアリゾナ州ユマ試験場で、ヘリコプターと地上の移動車両か…詳細を見る -
粉砕されても形状回復する金属――「ターミネーター2」のような液体金属格子材料を開発
液体金属格子材料と呼ばれる新しい種類の機能性格子材料が開発された。この研究は、ニューヨーク州立大学ビンガムトン校によるもので、2020年2月10日、『Additive Manufacturing』に掲載された。 今…詳細を見る -
電子デバイスの製造を革新する2D高分子材料を発見
カナダとイタリアの国際共同研究チームが、半導体特性を示す2次元共役高分子材料を作製することに成功した。電荷キャリア移動度が高く、バンド構造をコントロールすることが可能なので、ナノエレクトロニクス分野において、グラフェンを…詳細を見る -
デトネーション波を利用する「回転デトネーションロケットエンジン」の開発
セントラルフロリダ大学(UCF)はアメリカ空軍研究所(AFRL)と共同で、デトネーション波と呼ばれる爆発的な燃焼波を利用した「回転デトネーションロケットエンジン(RDRE)」を開発した。従来のロケットエンジンよりも少ない…詳細を見る -
気体透過性によって「呼吸ができる」電子材料を開発――長期連続着用できるウェアラブルデバイスにも
ノースカロライナ州立大学と南京郵電大学によって、気体透過性を備え、極薄で伸縮可能な電子材料が開発された。特に生物医学やウェアラブルテクノロジー向けに活用できる技術で、この研究成果は2020年4月29日、『ACS Nano…詳細を見る -
ハンドスピナーの原理を使った尿路感染症検出器を開発――無電源で病原体を検出、同定する
蔚山科学技術大学校の研究グループは、ハンドスピナーの原理を応用して、手動で尿路感染症の診断と抗菌薬感受性検査を高感度かつ迅速に行える手法を開発した。研究成果は、『Nature Biomedical Engineering…詳細を見る -
造形後の加熱で体積が40倍に膨張するSLA方式造形樹脂を開発
カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームが、3Dプリント後に加熱することで最大40倍の体積まで膨張する新素材を開発した。研究成果が2020年4月8日付『ACS Applied Materials&Interfaces…詳細を見る