カテゴリー:海外ニュース
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医療記録を「患者自身」に書き込む――量子ドットで情報を皮膚下に埋め込む技術を開発
米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、量子ドットでできたインクを使って皮膚の下に医療記録を埋め込む技術を開発した。肉眼では見えないが、近赤外線センサーで読み取ることができるというもので、研究結果は2019年…詳細を見る -
新しい金属3Dプリント手法を開発――超音波で合金を強化
オーストラリアのロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)の研究チームは、金属3Dプリンティングによる造形物の剛性を上げる技術を開発したと発表した。超音波の振動を与えながらプリントすることで、従来より引張強度と降伏応力が12…詳細を見る -
Amazon、非接触型の生体認証システムの特許を申請――手をかざすだけで本人確認できる
Amazonが非接触型の生体認証システムに関する特許を申請、2019年12月26日付で公開されている。 この特許は、「NON-CONTACT BIOMETRIC IDENTIFICATION SYSTEM」という件…詳細を見る -
マスクによるインフルエンザの予防効果を検証――サージカルマスクもN95マスクも同等という調査結果
医療従事者を対象に、インフルエンザやウイルス性呼吸器疾患に対するサージカルマスクとN95マスクの予防効果を比較した論文が公開されている。テキサス大学サウスウェスタンメディカルセンターによる論文で、2019年9月3日付で米…詳細を見る -
カエルの細胞から作り出された生体ロボット「xenobots」――自然界に存在しない生命体をスパコンで設計
米バーモント大学は、2020年1月13日、カエルの胚から切り取った生体細胞を使った数mmサイズの生体ロボット「xenobots」を開発したと発表した。xenobotsはターゲットに向かって移動でき、患者の体内の特定部分へ…詳細を見る -
PUFを応用して食べられる「セキュリティタグ」を開発――医薬品の偽造を防ぐ
世界で取引されている薬の少なくとも10%は偽物といわれている。偽造医薬品は大きな問題となっており、アメリカでは偽造オピオイドにより46の州で死者が出ているという。日本でも、2017年1月にC型肝炎治療薬の偽造品が流通する…詳細を見る -
虹色に輝くチョコレート――「構造色」によって発色するチョコレートを開発
スイス連邦工科大学チューリッヒ校の研究者たちが、着色料を使わずにチョコレートを虹色に輝かせる技術を開発した。チョコレートの表面に特殊な微細構造を造形することで、「構造色」による色彩効果を得るというものだ。 構造色と…詳細を見る -
人体から摘出した肝臓を1週間保存できる装置「Liver4Life」を開発
スイスWyss Zurich傘下のプロジェクトチームが、2020年1月13日、チューリッヒ大学病院、スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETHZ)、チューリッヒ大学の協力の下、体外で人間の肝臓を1週間保存し再生させるかん流…詳細を見る -
数学の能力に男女間で生物学的な差はないとの研究結果
「数学の授業って難しいな」 かつて、こうしゃべるバービー人形は一部から反発を買い、販売会社は対応に追われた。しかし、似たような論争はしばしば起こる。その根底にあるのは、女性は生物学的に数学能力が欠けているためSTE…詳細を見る -
スパイダーマンのように重力に逆らって壁をよじ登るロボット――ざらついた表面にも吸着できる新手法
どんなに粗い表面にも吸い付くことができ、壁をよじ登るロボットや物をつかむロボットアームに応用できる吸引装置が、中国の浙江大学で開発された。 従来の真空吸引装置は、吸引対象物の表面が粗いと空気が漏れて吸引力を維持でき…詳細を見る