カテゴリー:化学・素材系
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使用後は丸めてポケットに――カーボンナノチューブを使ったポータブルキーボード
韓国世宗大学のKee-Sun Sohn博士をはじめとする研究チームは、薄く丈夫で、くしゃくしゃに丸めてポケットに入れても壊れないほど柔軟性のあるキーボードを開発した。 折り曲げられるキーボードはすでに市販化されてい…詳細を見る -
アメリカ心臓協会、電子タバコは健康に有害という研究結果を公表
電子タバコのフレーバーは血管に害を及ぼすことがある、という研究結果がアメリカ心臓協会から公表されている。 伝統的なフーカ(水タバコ)やシガレットを含む「燃焼性」タバコが健康に及ぼす影響は良く知られているが、電子タバ…詳細を見る -
赤外線カメラから身を隠す!?――ブラックシリコンベースのステルス・シートを開発
ウィスコンシン大学マディソン校の研究チームが、赤外線カメラから発熱体を隠すステルス・シートを開発した。シリコンウェハー表面に微細ナノワイヤ構造を形成した「ブラックシリコン」を更に高度化して、可視光だけでなく赤外線まで吸収…詳細を見る -
北大と清水建設、鉄筋コンクリートに代わる新素材「ロジックス構造材」の開発に着手
北海道大学と清水建設は2018年7月11日、従来の鉄筋コンクリートに代わる新素材「ロジックス構造材」の開発を目的に、次世代高性能材料に関する産学共同研究に着手したと発表した。 この共同研究では、2021年3月末まで…詳細を見る -
九工大ら、ナノ材料で脳機能の一部を再現――カーボンナノチューブと分子の乱雑ネットワークが神経様スパイク発火を可能に
九州工業大学は2018年7月12日、大阪大学と共同でカーボンナノチューブとポリオキソメタレート分子の高密度ネットワークデバイスを作製し、神経細胞(ニューロン)のスパイク発火に似た、インパルス状の信号を発生させることに成功…詳細を見る -
OIST、ガラスの微小気泡に光を照射して微小粒子を高感度に検出することに成功
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2018年7月11日、同大学の研究者がガラスの微小気泡を利用して作製した技術により、微小粒子の存在をより高感度に検出できるようになったと発表した。 円形ドーム型のギャラリーの片側…詳細を見る -
東大、パラジウム表面に金を混ぜると水素吸収が40倍以上加速されることを発見
東京大学は2018年7月10日、水素吸蔵材料であるパラジウム(Pd)の表面に金(Au)を混ぜることにより、水素の吸収速度が40倍以上加速されることを発見したと発表した。 近年、水素のエネルギー利用のための研究が進め…詳細を見る -
新しいリソグラフィー技術により、透明で柔軟な導電性フィルムの作成に成功
南デンマーク大学の研究チームが、新しいリソグラフィー技術により、フレキシブルで透明な導電性フィルムを作成することに成功した。現在主流の酸化インジウムスズ(ITO)ベースの薄膜電極を超える性能を持ち、フレキシブルなタッチ・…詳細を見る -
KEKとJFCC、GaN結晶の欠陥を短時間かつ非破壊で検出する方法を確立――青色LEDなどの高品質化を加速
高エネルギー加速器研究機構(KEK)は2018年7月9日、ファインセラミックスセンター(JFCC)と共同で、窒化ガリウム(GaN)結晶中のさまざまな欠陥をごく短い時間で非破壊で検出する方法を確立したと発表した。 G…詳細を見る -
東北大ら、ダーウィンの研究以来謎だった就眠運動の仕組みを解明――就眠運動は生物時計が制御
東北大学と岡山大学は2018年7月6日、就眠運動を引き起こす分子を発見し、それらが葉の上面と下面で不均等に発現することで、運動が生じることを明らかにしたと発表した。 マメ科植物には、夜に葉を閉じ、朝には再び葉を開く…詳細を見る