カテゴリー:化学・素材系
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旭化成、ポリカーボネート樹脂原料の新製法を実証プラントで検証 安全な原料で省エネを実現
旭化成は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトにおいて、ポリカーボネート樹脂(PC)原料の新製法を同社水島製造所の実証プラントで検証した結果、運転安定性と操作性を確認、連続運転1000時間以上を達…詳細を見る -
NIMS、ナノスケール領域で世界最高レベルの性能を有する原子層誘電体の開発に成功
物質・材料研究機構(NIMS)は2017年8月3日、同機構の研究グループが膜厚10nm(ナノメートル)以下のナノスケール領域で、世界最高レベルの誘電率を持つ誘電体膜の開発に成功したと発表した。高誘電体として知られる層状ペ…詳細を見る -
ソニーなど、大容量記録が可能な磁気テープストレージ技術を開発
ソニーは2017年8月2日、IBMチューリッヒ研究所と共同で、磁気テープストレージメディアとして業界最高(発表時点)の面記録密度201Gbit/inch2を達成した磁気テープストレージ技術を開発したと発表した。この面記録…詳細を見る -
東大など、カーボンナノチューブの内包物質による熱伝導性の変化を実証
東京大学は2017年8月1日、名古屋大学、スタンフォード大学と共同で、内包物質による単層カーボンナノチューブの熱伝導性の変調効果を実証したことを発表した。同大学らによると世界で初めての実証となるという。 カーボンナ…詳細を見る -
NIMS、リチウム空気電池のエネルギー効率と寿命を大幅に改善する電解液を開発
物質・材料研究機構(NIMS)は2017年7月31日、同機構の久保佳実氏らの研究チームが、リチウム空気電池のエネルギー効率と寿命を大幅に改善する新しい電解液を開発したと発表した。 電気自動車用電源や家庭用電源として…詳細を見る -
京大、イリジウム触媒を用いた安全で効率的な水素貯蔵システムを開発
京都大学の藤田健一教授らの研究グループは2017年7月31日、イリジウム触媒を用いた効率的な水素貯蔵システムを開発したと発表した。有機ハイドライドの1つであるジメチルピラジンという化合物を用い、比較的穏やかな条件で、同一…詳細を見る -
低燃費化・軽量化に向けて樹脂・炭素繊維材料が伸長――自動車材料の世界市場調査
富士キメラ総研は2017年7月4日、自動車用材料の世界市場を調査した「自動車用ケミカル&マテリアル市場調査総覧 2017」を発刊した。 低燃費化・軽量化のため切り替えが進む自動車材料の世界市場の流れを受け、そのトレ…詳細を見る -
水は1種類ではない――2種類の異なる液体で存在することを確認
ストックホルム大学は、水が2種類の異なる液体で存在することの実験的証明に成功した。水の特異性の解明に向けた大きな一歩であり、研究成果は、米国科学アカデミー発行の機関誌『PNAS』(米国科学アカデミー紀要)に掲載されている…詳細を見る -
NEDOと産総研など、ガラスやシリコーンの基本構造を解明
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2017年7月27日、NEDO、産業技術総合研究所、日本原子力研究開発機構、J-PARCセンター、総合科学研究機構の5者が、ガラスやシリコーンの基本構造を解明したと発表した…詳細を見る -
東工大など、3種の金属を1nmの粒子に合金化する手法を開発
東京工業大学は2017年7月27日、東京工業大学と山梨大学の研究グループが、粒径1nm(ナノメートル)程度のナノ粒子に銅、白金、金の3種類の金属を精密に合金化する手法を開発したと発表した。さらに、この粒子が空気中の酸素を…詳細を見る