カテゴリー:化学・素材系
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メタマテリアルで光の回折限界を超える――シンガポール大学、超高解像度を実現する超薄型平面レンズを開発
シンガポール国立大学工学部は、超高解像度の平面メタレンズを開発したと発表した。 一般の光学レンズでは、光のもつ波の性質により、その波長より小さいものが扱えないという回折限界がある。一般的に光学顕微鏡では120~14…詳細を見る -
アンモニアから水素を容易に取り出す触媒プロセスを開発 触媒への吸着熱で反応を起動
大分大学工学部の永岡勝俊准教授らの研究グループは2017年4月29日、室温でアンモニアと酸素(空気)を触媒に供給するだけで、外部からの加熱無しに反応を繰り返し起動させ、瞬時に水素を取り出すことができる触媒プロセスを開発し…詳細を見る -
理研、ナノサイズの四角形と間隔の組み合わせで自在に色を作るメタマテリアル・カラー技術を確立
理化学研究所(理研)は2017年4月26日、アルミニウム薄膜で作ったメタマテリアルで、可視光全域をカバーする色を作り出すことに成功したと発表した 。極薄・超軽量で半永久的に色あせない特性を持つため、高解像度ディスプレイや…詳細を見る -
女性は男性より給料が23.7%少なく、幹部昇進の確率は約3分の1――米PayScaleレポート
この4月で女性活躍推進法が施行されて1年が経つ。男女間の格差は縮小傾向にあるのかもしれないが、厚生労働省が実施した2016年の賃金構造基本統計調査によると、男女別平均賃金は男性33万5200円に対して、女性は24万460…詳細を見る -
2~3次の下請け企業から発注元の大手メーカーに“下克上”転職するチャンス?
本コラムは、エンジニア専門の人材紹介会社メイテックネクストのキャリアコンサルタント・河辺真典氏からの寄稿です。旬のキーワードを取り上げ、エンジニアのキャリア形成に役立つ情報を発信していきます。 前回…詳細を見る -
NEDO、自動車など輸送機器の軽量化を目指す2つの研究開発テーマを新たに採択
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2017年4月26日、自動車など輸送機器の抜本的な軽量化を目指した材料開発プロジェクトで、2つの研究開発テーマを新たに採択したと発表した。高精度で小型の中性子ビーム装置を用…詳細を見る -
東レ、水産など産業資材向けに「液晶ポリエステル(LCP)繊維 シベラス」を開発
東レは2017年4月26日、「液晶ポリエステル(LCP)繊維 シベラス」を開発したと発表した。水産資材をはじめ産業資材の分野全般に向け、2017年度中に量産体制を整え、2018年度から販売を開始する。2018年度に5億円…詳細を見る -
海水から塩を取り除けるグラフェンベースのフィルターを開発
英マンチェスター大学は2017年4月3日、海水から塩をろ過できるグラフェンベースのフィルターを開発したと発表した。 同大学の国立グラフェン研究所が開発した酸化グラフェン膜は、微小なナノ粒子や有機分子、そしてサイズの…詳細を見る -
JFEスチール、自動車部品用の高加工性高強度鋼板を「JEFORMA」としてシリーズ化
JFEスチールは、自動車部品用の高い加工性を持つ高強度鋼板(ハイテン)のラインアップを揃え、「JEFORMA」(JFE Excellent FORMAbility)としてシリーズ化した。 同シリーズには、冷延鋼板お…詳細を見る -
人工的に光合成を促進する高効率な光触媒を開発
米テキサス州のライス大学化学工学部Kenton Whitmire教授のチームは、ヒューストン大学と共同で、高効率な人工光合成触媒の製造方法を発見した。 クリーンな再生可能エネルギー源として、水素を利用する技術が実用…詳細を見る