カテゴリー:化学・素材系
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産総研、金属有機構造体をセパレータに用いた新型リチウム硫黄電池を開発 電池寿命を改善
産業技術総合研究所は2016年6月28日、筑波大学と共同で、金属有機構造体を電池のセパレータに用いることで安定な充放電サイクル特性を持つリチウム硫黄電池を開発したと発表した。 リチウム硫黄電池は、高い正極容量を示す…詳細を見る -
住友化学、クラフト感のある自然な風合いの樹脂フィルム「WAPO」を発表
住友化学は2016年6月27日、プロダクトデザイナー柴田文江氏とグラフィックデザイナー佐藤卓氏の監修により、クラフト感のある風合いを持つ意匠性樹脂フィルム「WAPO」を開発したと発表した。 WAPOは、樹脂本来の特…詳細を見る -
NTNが高強度の焼結合金を開発、密度7.6g/㎤以上と疲れ強さ660MPa以上を達成
NTNは2016年6月27日、密度7.6g/㎤以上と疲れ強さ660MPa(最大応力1467MPa)以上を達成した高強度の焼結合金を発表した。従来、歯車、カム、ブッシュなどへの焼結合金の採用は限定的だったが、今回開発した焼…詳細を見る -
村田製作所、ラミネートタイプのエネルギーデバイス「UMAL」を発表
村田製作所は2016年6月23日、ラミネートタイプのエネルギーデバイス「UMAL」を発表した。同製品には、薄型ながら大容量、長寿命、低内部抵抗などの特徴がある。 エネルギーハーベストを電源とするワイヤレスセンサネッ…詳細を見る -
ナノロボットの動力源となる世界最小・ナノサイズのエンジン「ANTs」を開発――ケンブリッジ大学
ケンブリッジ大学の研究チームが、光(レーザー)によって駆動する世界最小のエンジンを開発した。論文は科学誌『PNAS』に掲載。将来的には、人間の体内で病気を治療するナノマシンなどに組み込むことを想定している。 ナノエ…詳細を見る -
3Dだけでなく“2D”にも注目――MOS2単層を載せた光ナノ共振器、照射した光を70%近く吸収
3Dプリンタなど、これまで2Dだったものを3D化する動きがある一方で、エレクトロニクスやフォトニクスの領域では「2D」に注目が集まっているようだ。 2016年4月に科学誌『2D Materials』が掲載した論文「…詳細を見る -
経験値ゼロで、いきなりハードモード。新卒エンジニアの失敗は、「上司・先輩のサポート不足」が原因か
本コラムは、エンジニア専門の人材紹介会社メイテックネクストのキャリアコンサルタント・河辺真典氏からの寄稿です。旬のキーワードを取り上げ、エンジニアのキャリア形成に役立つ情報を発信していきます。 fa…詳細を見る -
切断しても元通り――フレキシブルな自己修復型電子素材
ペンシルバニア州立大学の研究チームは、柔軟性があり何度も破損しても機械的特性や電気的特性を失うことなく自己修復する電子素材を開発した。 こうした自己修復性は、使用中に繰り返し応力を受けるウェアラブルデバイスに使用す…詳細を見る -
新素材グラフェンで作ったとうたう腕に巻き付けられる次世代スマートフォン
中国のNew China TVによれば、2016年4月21~24日に重慶で開催された第12回中国重慶ハイテクフェアに、腕に巻けるほど柔軟なタッチスクリーンを持つスマートフォンが出展された。映像には、説明員が女性の手首に巻…詳細を見る -
車や街灯に巻き付けて周囲を撮影できるシートカメラ――コロンビア大学が開発
コロンビア大学のShree K. Nayar教授の率いる研究チームは、物体の形に合わせて曲げて貼り付けることが可能なシートカメラを開発した。シートを曲げても画像の歪み/欠損がなく、普通のカメラでは撮影できない超広角で高品…詳細を見る