カテゴリー:化学・素材系
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阪大ら、NOx発生量を抑えたアンモニア燃焼技術を開発 火炎の伝熱強化も達成
大阪大学と大陽日酸は2016年10月31日、窒素酸化物(NOx)の発生を環境基準値以下まで抑制すると同時に火炎の伝熱を強化する「アンモニア燃焼技術」の開発に成功したと発表した。 アンモニアは、燃焼時にCO₂を一切排…詳細を見る -
東芝、光で二酸化炭素をエチレングリコールに変換するシステムを開発
東芝は2016年10月31日、シリコン系太陽電池を光起電力素子として用い、光で二酸化炭素をエチレングリコールに変換する光電気化学システムを開発したと発表した。 エチレングリコールは、PETボトルやポリエステル繊維・…詳細を見る -
カネカ、変換効率24.37%と世界最高の結晶シリコン太陽電池モジュールを開発
カネカは2016年10月27日、世界最高の変換効率24.37%を発揮する結晶シリコン太陽電池モジュールを開発し、NEDOが太陽光発電開発戦略で掲げる発電コスト削減目標実現の目安の1つであるモジュール変換効率22%を上回っ…詳細を見る -
ユニチカ、導電グレードの熱可塑性ポリエステル樹脂積層板「ユニレートCV」を発表
ユニチカは2016年10月20日、同社が展開する熱可塑性ポリエステル樹脂積層板「UNILATE/ユニレート」の新銘柄として、導電グレードの熱可塑性ポリエステル樹脂積層板「ユニレートCV」を発表した。 ユニレートは、…詳細を見る -
積水化学、モバイル端末の狭額縁化・薄型化に対応したテープのラインナップ強化
積水化学工業は、モバイル端末の狭額縁化・薄型化ニーズに対応した業用両面テープのラインナップを強化すると発表した。主にプラスチックスを原料としたテープなどの開発・拡販を手がける同社の高機能プラスチックスカンパニーの製品で、…詳細を見る -
太陽電池と液体電池を直結——太陽光で電池を即時充電可能に
ウィスコンシン大学マディソン校の研究チームが、太陽光発電で得た電力を液体電池の電解液に直接送ることで即座に充電する装置を開発した。大容量のエネルギー貯蔵とコスト削減が見込まれるため、大規模な電力グリッドへの活用が期待され…詳細を見る -
キャノン、InPイマージョン回折素子を開発 高い回折効率、分光器を小型化
キャノンは2016年10月18日、InP(リン化インジウム)のイマージョン回折素子の開発に成功したと発表した。世界初という。 イマージョン回折素子は階段状の分光素子だが、1~20μmの赤外波長を透過する材料は半導体…詳細を見る -
DICのPPSコンパウンド、3次元配線形成技術LDSの適合材料に認定
DICは2016年10月13日、3次元成型品に回路を形成する技術の1つであるレーザー・ダイレクト・ストラクチャリング工法(LDS)に使用可能なポリフェニレンサルファイド(PPS)コンパウンドを開発したと発表した。 …詳細を見る -
太陽光+静電気から発電――太陽と風を同時に利用する発電織物
ジョージア工科大学の研究者チームは、摩擦による静電気から発電するナノデバイスの研究で注目を集めている。その研究チームが今回さらに一歩進めて、太陽エネルギーと摩擦エネルギーの両方から同時に発電する織物を開発する道を切り開い…詳細を見る -
車載エアコン用発泡ダクトに255m/Lの燃費向上効果、キョーラクが実車にて証明
キョーラクは2016年10月6日、同社の発泡ダクトを車載エアコンに使用した場合の燃費向上効果について、実車での測定データ取得に成功したと発表した。発泡ダクトによって断熱性能が向上することは明らかだったが、実際に走行車両の…詳細を見る