カテゴリー:電気・電子系
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東京大学宇宙線研究所など、95%の確率でニュートリノのCP対称性が破れていると発表
東京大学宇宙線研究所(ICRR)などは2017年8月4日、95%の確率でニュートリノのCP対称性が破れていると発表した。90%の確率と示した2016年8月の結果公表から、可能性がさらに高まった。 ビッグバンでは、物…詳細を見る -
東大など、熱の波動性を利用した熱伝導の制御に成功
東京大学の野村政宏准教授らの研究グループは2017年8月5日、周期的なナノ構造を用い、熱の波動性を利用した熱伝導制御に成功したと発表した。 熱伝導現象は、原子や分子の振動を粒子とみなしたフォノンの移動によって説明さ…詳細を見る -
独研究チーム、世界記録を塗り替える0.01Hzの超狭線幅レーザーを開発
ドイツ国立理工学研究所(PTB)が、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)とコロラド大学ボルダー校の共同研究組織JILAと共同で、スペクトル線幅が10mHz(0.01Hz)という超狭線幅レーザーの発振に成功した。光原子時…詳細を見る -
NIMS、分子を量子ドットとして用いた縦型共鳴トンネルトランジスターを開発
物質・材料研究機構(NIMS)は2017年7月31日、同機構の研究グループが、分子を量子ドットとして用いた縦型共鳴トンネルトランジスターの作製および動作の実証に成功したと発表した。シリコンデバイスと同じ微細化プロセスを適…詳細を見る -
東大、産総研ら、有機半導体における電気伝導/スピン伝導特性を解明
東京大学、産業総合研究所らは2017年8月1日、有機半導体における電気伝導およびスピン伝導特性の解明に成功したと発表した。同大学らによると世界で初めてだという。 同研究では、電界効果トランジスタ動作下における電子ス…詳細を見る -
NIMS、リチウム空気電池のエネルギー効率と寿命を大幅に改善する電解液を開発
物質・材料研究機構(NIMS)は2017年7月31日、同機構の久保佳実氏らの研究チームが、リチウム空気電池のエネルギー効率と寿命を大幅に改善する新しい電解液を開発したと発表した。 電気自動車用電源や家庭用電源として…詳細を見る -
イギリスで30MW規模の浮体式洋上風力発電所を建設――最大約2万世帯分の電力を供給へ
ノルウェーのStatoilが20億ノルウェークローネ(約272億円)をかけて、イギリス・スコットランド沖に30MWの供給量を持つ浮体式洋上風力発電所「Hywind Scotland」の建設を進めている。2017年後半から…詳細を見る -
富士経済、環境対応車等向けの大型二次電池とその構成部材の市場調査結果を発表
富士経済は、環境対応車分野を中心に今後大幅な拡大が予想される大型二次電池とその構成部材の市場を調査し、その結果を報告書「エネルギー・大型二次電池・材料の将来展望 2017 エネルギーデバイス編」にまとめた。2025年の大…詳細を見る -
デンソー、熱電対を内蔵した新型熱流センサー「Energy Eye」を発売
デンソーは2017年7月25日、熱電対を内蔵した高感度、薄型の熱流センサー「Energy Eye(エナジーアイ)」を9月から発売すると発表した。 熱流センサーは、熱エネルギーの流量と方向を同時に検知できるセンサーだ…詳細を見る -
富士通、W帯向けの窒化ガリウムを利用した高出力な送信用パワーアンプを開発
富士通と富士通研究所は2017年7月24日、W帯(75~110GHz)を用いた大容量の無線ネットワークに適用可能な、窒化ガリウム(GaN)高電子移動度トランジスタ(HEMT)を利用した送信用の高出力増幅器(パワーアンプ)…詳細を見る