カテゴリー:電気・電子系
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東工大とNEDO、作動中の燃料電池の反応生成液水をリアルタイムで可視化する技術を開発
東京工業大学と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2017年10月5日、作動中の燃料電池内の反応生成液水の挙動をリアルタイム・高解像度で可視化できる技術を、世界で初めて開発したと発表した。 燃料電池は、…詳細を見る -
10倍以上の電池容量を実現――沖縄科学技術大学、シリコン積層電極を使ったリチウムイオン電池を発表
沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究チームが、これまでのグラファイトに替えてシリコンを負極に使うことで、リチウムイオン電池の容量と出力を増大するとともに、長寿命化を達成できることを発見した。将来的に、リチウムイオン電…詳細を見る -
水素をエネルギー源として燃料電池が駆動する――九大、燃料電池と太陽電池を融合する同一触媒の開発に成功
九州大学は2017年10月5日、同大学の研究グループが、田中貴金属工業との共同研究により、燃料電池と太陽電池を融合する同一触媒の開発に成功したと発表した。 燃料電池と太陽電池は次世代の電池として注目されているが、こ…詳細を見る -
九州大など、次世代半導体リソグラフィで使われる光源の空間構造を解明
九州大学の富田健太郎助教、ギガフォトンなどによる研究グループは2017年10月3日、次世代の半導体露光(リソグラフィ)で使われる極端紫外(EUV)光源プラズマの温度や密度の空間構造を世界で初めて明らかにしたと発表した。 …詳細を見る -
北海道大など、照射する光の色の波長により光電流の向きを制御できる光センサーを開発
北海道大学とイムラ・ジャパン、東京大学の研究グループは2017年10月4日、酸化チタンの薄膜と金ナノ微粒子、金薄膜を組み合わせた光センサーを開発、照射する可視光の波長によって光電流の向きを反転させることに成功したと発表し…詳細を見る -
風力発電がグリーンエネルギーの主役に?――今後の低コスト化と効率化を予見する2つのレポート
アメリカの風力発電のコストに関するレポートを、米エネルギー省エネルギー効率・再生可能エネルギー局(EERE)と、米国立再生可能エネルギー研究所(NREL)が公表している。興味深いことに、それぞれ異なる視点のレポートだが、…詳細を見る -
東芝、従来の2倍の容量を持つ負極を採用した次世代二次電池を開発
東芝は2017年10月3日、従来リチウムイオン電池の負極材として用いられる黒鉛の2倍の容量を持つチタンニオブ系酸化物を負極材に用いた、次世代リチウムイオン電池の試作に成功したと発表した。 今回試作に成功したのは容量…詳細を見る -
東大と埼玉大、電子のスピンが量子液体状態にある特異な磁性の金属を発見
東京大学と埼玉大学は2017年10月2日、三角形の結晶格子(三角格子)を持つ物質で、量子力学的なゼロ点振動により電子のスピンの方位が定まらない「スピン液体」という特異な磁性を持つ金属状態を発見したと発表した。 物質…詳細を見る -
JAPERAなど、ロボット・スキンに応用できる触覚動作を認識する圧力センサーシステムを開発
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と次世代プリンテッドエレクトロニクス技術研究組合(JAPERA)は2017年10月2日、高精細で高感度な圧力センサーと、これをロボット・スキンに応用するシステムを開発したと発…詳細を見る -
電気を使わない冷却システムを開発――一般的なエアコンより21%の電力を削減可能
スタンフォード大学電気工学科のShanhui Fan教授の研究グループは2017年9月4日、電気を必要としない冷却装置の成果を「Nature Energy」に発表した。 同研究グループが発表した冷却装置は一般的な屋…詳細を見る