カテゴリー:エンジニア分野別
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世界最速の電動式モノホイールを大学生が開発――ギネス世界記録に挑戦
米デューク大学の学生チームが、世界最速の電動式モノホイールとなる「EV360」製造に着手している。 EV360は、一見すると大きなタイヤの中に人が乗っているバイクのように見えるが、車輪が一輪しかないモノホイールと呼…詳細を見る -
発毛する皮膚オルガノイドの作製に成功――抜け毛治療に応用可能性
ペンシルバニア大学の研究者らは、ヒト幹細胞をin vitro(試験管内)で皮膚のような構造物に誘導した。マウスに移植すると毛髪が生えてくることから、再生医療に応用できる可能性が示された。研究成果は、『nature』誌に2…詳細を見る -
熱水排熱を長期に蓄えられる蓄熱セラミックスを開発――排熱エネルギーの再利用に期待 東大
東京大学は2020年7月2日、38ºCから67ºCまでのお湯あるいは熱水の熱エネルギーを永続的に蓄えることができる長期蓄熱セラミックスを発見したと発表した。この新物質はスカンジウム置換型ラムダ五酸化三チタンという物質で、…詳細を見る -
強誘電体の傾斜したバンド構造を観測――高速、大容量のFeRAMや人工シナプスの開発へ
産業技術総合研究所(AIST)は2020年7月3日、大型放射光施設(SPring-8)の高輝度X線を用い、広角対物レンズを取り入れた新型の硬X線角度分解光電子分光実験により、強誘電体の電気分極に由来する傾斜したバンド構造…詳細を見る -
バイオ廃棄物と産業排気ガスから飲料ボトルを作る――PETを代替する環境に優しいプラスチックの製造プロセスを考案
ダラム大学の研究チームは、バイオ廃棄物と発電所から回収された二酸化炭素からプラスチックボトルを作る手法を開発した。コスト的にPETと競合できる代替品になる可能性があり、研究成果は2020年6月1日、『Nature Sus…詳細を見る -
新型コロナ対応で公共スペースを殺菌する自律飛行型ドローンを開発――UV-C照射でウイルスを除去
現在、新型コロナウイルス(COVID-19)の第二波に備えるため、病院、レストラン、電車、バス、飛行機、ショッピングセンター、空港、化粧室といったさまざまな施設の殺菌消毒をする手段が求められている。アイルランド国立大学ゴ…詳細を見る -
イオン注入とアニール処理で、消去可能なシリコンフォトニクスデバイスを開発
イギリスのサウサンプトン大学の研究チームは、シリコンフォトニクスチップ上にプログラマブルな集積化スイッチングユニットを作成する技術を開発した。コストと消費電力の削減が可能で、通信システム、センシング、コンピューティングア…詳細を見る -
異種金属接合技術「AKROSE」が進化、異なる金属同士を強固に密着させる「AKROSE HYBRID」に 日東精工
日東精工は2020年7月1日、異種金属接合技術のAKROSE(アクローズ)の密着性をさらに向上させた「AKROSE HYBRID」を開発し、2020年10月からの販売を予定していると発表した。同製品は拡散接合が難しい材料…詳細を見る -
ゲルマニウムのスピントロニクス電子デバイスで消費電力1/10、室温での磁気抵抗比100倍を実現 大阪大学
大阪大学は2020年6月19日、半導体材料のゲルマニウム(Ge)を用いたスピントロニクス電子デバイス構造の新技術を開発したと発表した。消費電力1/10、性能指数100倍と室温での世界最高性能を達成したという。 Ge…詳細を見る -
プリント後に造形物の形を変えられる3Dプリント方法を開発 米ライス大
米ライス大学は、2020年6月9日、3Dプリント後に造形物の形を変えられるプリント方法を開発したと発表した。この方法で3Dプリントした造形物は、温度変化や、電流、圧力に反応して変形するという。研究者らは、この方法を「反応…詳細を見る