カテゴリー:エンジニア分野別
-
ドイツ、再生可能エネルギー供給量の記録を更新――火力と原子力による発電量を上回る
環境意識の高いドイツでは、再生可能エネルギーによる発電量が火力・原子力による発電量をついに越えたようだ。 フラウンホーファー研究機構の公表する発電量に関するデーターによれば、2019年7月末時点での総発電量約300…詳細を見る -
MIT、温度変化で作動する人工筋肉繊維を開発――繊維1本で自重の650倍を牽引
米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、植物の巻きひげにヒントを得て、コイルのような形状で伸び縮みし、耐久性の高い人工繊維を開発した。軽量で応答性も高く、複数本束ねれば「人工筋肉」として、産業用・医療用ロボッ…詳細を見る -
世界最小のMRIが単原子の磁場のイメージを捉える
病院で日常的に使われるMRIは、人体に含まれる水分を構成する水素原子核の磁気共鳴を利用して断層写真を作り、病変や異常部位の検査に使われる医療機器だ。韓国の梨花女子大学では、この大きな磁石のトンネルの原理を応用して個々の原…詳細を見る -
臨場感あふれるCG画像を高速で生成――新たなノイズ除去技術「Kernel-Splatting Network」
MITとアドビシステムズ、ヘルシンキのアールト大学のコンピューター科学者からなる国際チームが、臨場感溢れる高品質の画像を短時間で生成する革新的なCG手法「Kernel-Splatting Network」を開発した。モン…詳細を見る -
SpaceXの「Starhopper」、係留なしの上昇飛行に成功
SpaceXのElon Musk氏は2019年7月25日にtwitterを更新し、同社が開発している「Starship」のプロトタイプ「Starhopper」が飛行試験に成功したと書き込んだ。地上に係留しない状態では初め…詳細を見る -
二次電池用金属リン化物電極のバインダレス形成と長寿命化――次世代型高容量リチウムイオン電池の実現に貢献 豊橋技術科学大学
豊橋技術科学大学は2019年8月8日、エアロゾル・デポジション(AD)法を用いてバインダ(結着材)を用いず、リン化錫(Sn4P3)/カーボン(C)複合膜を金属基板上に形成することに成功したと発表した。今回の成果は、次世代…詳細を見る -
プラスチック補強用セルロースナノファイバーの生分解性を確認――高強度の生分解性プラスチック複合材料の開発に貢献 産総研ら
産業技術総合研究所(産総研)は2019年8月8日、京都大学と連携し、セルロースナノファイバー(CNF)の一種である「アセチル化リグノCNF」が、高い生分解性を持つことを見出したと発表した。このCNFは、京都大学などが開発…詳細を見る -
スタンフォード大が研究するナノスケールフォトンダイオード――光子が情報処理する高速コンピューティングに向けて
スタンフォード大学の研究チームが、光を1方向にだけ伝播するフォトンダイオードをナノスケールで作成する手法を考案した。従来の光アイソレータと異なり小型化が可能であり、電子の介在なく光だけでデバイス素子を構成できる新技術の開…詳細を見る -
特殊粘接着/封止材の世界市場、2024年には139億6460万ドルに――特殊化、高機能化、高付加価値化要求が進展 富士経済調査
富士経済は2019年8月6日、特殊粘接着/封止材の世界市場を調査し、その結果を「2019年 特殊粘接着・封止材の市場展望」として発表した。それによると、2024年の世界市場は、粘接着/封止材の特殊化、高機能化、高付加価値…詳細を見る -
雨粒を弾き、霧を集めるシロアリの翅の表面構造を再現――水滴を捕集/保持できる材料への応用に期待 龍谷大
龍谷大学は2019年8月6日、独自の結晶成長技術により、雨粒を弾き、霧を集めるというシロアリの翅が示す二重濡れ性を再現することに成功した。この技術により、空気中の霧から水滴を集めるといった実用化が期待できるという。 …詳細を見る