カテゴリー:エンジニア分野別
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炭素の結び目を初合成――ベンゼンが連なったリングに結び目や絡み目を作る合成法を開発 名大
名古屋大学は2019年7月19日、炭素の絡み目と呼ばれるオールベンゼンカテナンと、炭素の結び目と呼ばれるオールベンゼンノットの合成に成功したと発表した。 カーボンナノチューブの部分構造である分子ナノカーボン(シクロ…詳細を見る -
環境発電デバイスの発電効率を最適設計により向上させる技術を開発――デジタルアニーラを活用し、磁気デバイスの磁束密度を最大化 富士通研究所
富士通研究所が2019年7月19日、北海道大学と共同で組み合わせ最適化問題を高速に解く次世代アーキテクチャー(デジタルアニーラ)を活用し、平面状に配置された磁石の最適な配列を計算する技術を開発したと発表した。 デジ…詳細を見る -
MIT、5つの基本パーツを組み合わせて「歩く」モーターを開発――タンパク質を構成するアミノ酸がヒント
米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、小型の「歩くモーター」を開発し、前後に歩いたり、ギアを回したりするロボットを作製した。これらのロボットは、コイル、磁石、フレームパーツなど、わずか5種類の部品から作られ…詳細を見る -
Bi系2D薄膜を用いて超伝導状態での「逆ホール効果」の実証に成功 ハーバード大
ハーバード大学の研究チームが、厚さ1nmのBi系高温超伝導2次元薄膜の作成に成功。この薄膜を利用したデバイスを使って、ホール効果による起電力の向きが、通常の場合と逆になる「逆ホール効果」を確認するとともに、得られた定量的…詳細を見る -
NASAのMars 2020ローバー、レーザーで岩石を吹き飛ばす「SuperCam」を搭載
NASAの次の火星探査ミッション「Mars 2020」では、2020年7月の打ち上げ後、2021年2月18日に火星到着が予定されている。Mars 2020は、居住性の研究、微生物生存の痕跡の調査、サンプルの収集、そして将…詳細を見る -
シリンダー形電気二重層キャパシタLPシリーズに「LP12352R7206」を追加――静電容量を従来の2倍となる20Fに向上 太陽誘電
太陽誘電は2019年7月18日、シリンダー形電気二重層キャパシタLPシリーズに最大静電容量の「LP12352R7206」を追加すると発表した。サーバーやドライブレコーダー、スマートメーターなどのピークアシストやバックアッ…詳細を見る -
地熱や工場廃熱などの熱エネルギーで直接発電する「増感型熱利用発電」を開発――エネルギー問題の解決に向け一歩前進 東工大ら
東京工業大学と三櫻工業は2019年7月18日、熱源に置いておけば発電し、発電終了後もそのまま熱源に放置すれば発電能力が復活する、増感型熱利用電池の開発に成功したと発表した。 現在、安全かつ安心でクリーンな熱エネルギ…詳細を見る -
フォルクスワーゲン、新型6速マニュアルトランスミッション「MQ281」を発表
独フォルクスワーゲン(Volkswagen:VW)が、量産セグメント向けマニュアルトランスミッション(MT)「MQ281」を発表。リバース用シャフトを備える2.5シャフトコンセプトにより小型軽量化を実現。また、新型オイル…詳細を見る -
ヤマハ、クロスプレーンエンジン搭載の「YZF-R1」と「YZF-R1M」の2020年モデルを発表――サーキット走行での性能を重視して開発
ヤマハ発動機は2019年7月17日、クロスプレーンエンジン搭載のスーパースポーツ「YZF-R1」と上級モデル「YZF-R1M」をマイナーチェンジし、2019年9月より欧州向けに発売すると発表した。日本での発売は2020年…詳細を見る -
究極の性能を実現した対物レンズ「虎藤鏡」の設計に成功――生命現象の分子レベルの可視化に道筋 東京工業大
東京工業大学は2019年7月17日、優れた光学性能を維持したまま、視野を面積比で600倍に広げた「虎藤鏡」の設計に成功したと発表した。 生物の機能は、複数の分子による多段階の現象が進行することで発現する。しかし、こ…詳細を見る