カテゴリー:エンジニア分野別
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温度を7度下げ、光熱費を33%削減できる窓用コーティングを開発
米ノートルダム大学の研究チームは4月2日、太陽の角度に関係なく遮熱できる窓ガラスコーティングを開発したと発表した。室内に光を取り込みつつ、熱を発生させる紫外線と赤外線を遮断する。建物や自動車の既存の窓に組み込むことが可能…詳細を見る -
ゴムのように柔らかく、シート厚み方向の熱伝導率が金属並みに高い絶縁体のゴムシートを開発 東京大学と産総研
東京大学は2024年5月15日、同大学大学院新領域創成科学研究科の研究チームが、窒化ホウ素フィラーと、環動高分子のポリロタキサンを複合化し、金属のように熱を通す絶縁体のゴムシートを開発したと発表した。ゴム弾性を維持しつつ…詳細を見る -
宮城の伝統和紙と生分解性プラスチックから、環境に優しい複合材料を試作 東北大学
東北大学は2024年5月15日、同大学大学院環境科学研究科の研究グループが、宮城の伝統和紙と生分解性プラスチック(PBS)から環境に優しい複合材料(グリーンコンポジット)の試作に成功したと発表した。生分解性評価指針の提案…詳細を見る -
液体金属である鉛ビスマスを利用した高温蓄熱システムを開発――熱伝達率が従来の100倍に
ドイツのカールスルーエ工科大学(KIT)の研究チームは2024年4月16日、液体金属である「鉛ビスマス」を用いた高温蓄熱システムを開発したと発表した。鉛ビスマスの極めて高い熱伝達率を利用して、再生可能電力により加熱された…詳細を見る -
音速を超える空の旅、実現に向け「XB-1」の試験飛行を米連邦航空局が許可
米Boom Supersonicは2024年4月16日、超音速旅客機「Overture」の開発に向けた技術実証機「XB-1」に関し、米連邦航空局(FAA)からマッハ1を超える初めての特別飛行許可(SFA)を得たと発表した…詳細を見る -
中国の水難救助ドローン「TY-3R Flying Lifebuoy」
中国のドローンメーカーDidiok Makingsは、2024年4月16日付けのブログで、水難救助ドローン「TY-3R Flying Lifebuoy(空飛ぶ救命ブイ)」を紹介した。TY-3Rはドローンと救命ブイが融合し…詳細を見る -
モノマテリアル化を可能とするガラス繊維40%のPPSを開発――耐ヒートショック性が向上 ポリプラスチックス
ポリプラスチックスは2024年5月13日、モノマテリアルのポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)「DURAFIDE PPS 1140HS6」を開発したと発表した。xEV(電動自動車)関連部品や金属インサート部品の絶縁材…詳細を見る -
光速の約50%のイオンビームを発生――次世代重粒子線がん治療装置の開発に寄与 量子科学技術研究開発機構ら
量子科学技術研究開発機構(QST)は2024年5月13日、同機構とドレスデンヘルムホルツ研究所、インペリアルカレッジロンドンの共同研究グループが、レーザー光により光速の約50%のイオンビームを発生させたと発表した。同発表…詳細を見る -
UKAEA、光学歪みを最大75%削減する光学ビューポート技術を開発
イギリス原子力公社(UK Atomic Energy Authority:UKAEA)は2024年4月9日、核融合エネルギーや量子物理学などの用途向けに、光学歪みを最大75%削減する光学ビューポート技術を開発したと発表し…詳細を見る -
マイクロ波を使う化学反応装置、エネルギー消費を最大85%削減
ウェストバージニア大学は2024年2月15日、産業廃熱と炭素排出の削減につながる新型の化学反応装置を研究する目的で、アメリカのエネルギー省(DOE)から300万ドル(約4億6900万円)の資金を得たことを明らかにした。 …詳細を見る